仮想通貨ウォレット「メタマスク」がアップデート　データ管理機能最適化など

仮想通貨ウォレットのメタマスクは、モバイルとブラウザの両アップデートをしました。
モバイル版でのアカウント接続最適化などが目的です。
これによりユーザーのデータ管理がシンプルになるなど、さまざまなメリットを望めます。

メタマスクのアップデートについて、詳細をまとめました。

メタマスクとは

メタマスクは2016年9月からConsenSysが運用中の仮想通貨ウォレットです。
イーサリアム系のブロックチェーンに対応しており、仮想通貨購入やトークン管理、サービス決済などに対応します。
ブラウザではGoogle ChromeやMicrosoft Edgeなど、アプリとしてもiOSとAndroidの両方で使用可能です。

日本の仮想通貨ユーザーにも、メタマスクの使用例が見られます。
無料で使えるうえ、PCとスマホの両方でイーサリアムなどを管理できます。
仮想通貨の出し入れだけでなく、ブロックチェーン基盤のサービスにも使えるのです。

メタマスクはウォレットのなかでも、柔軟な活用ができます。
 

メタマスクのアップデート

メタマスクの主なアップデートは以下のとおりです。

このようにさまざまなポイントから、ユーザーエクスペリエンスを最適化しました。

たとえばアカウント接続は、ツール使用の入口です。
アクセスまでの作業が複雑だと、ストレスを感じる人がいます。
アップデートによる利便化で、アクセスのスムーズ化を望めるでしょう。

余分なエクスポージャー減少は、プライバシー保護が目的です。
dAppsや外部サービスへのログイン時間が長いと、情報漏洩のリスクがあります。
ユーザーの被害を避けるためには、プライバシー管理のアップデートが欠かせません。

今回のメタマスクのアップデートで、ワンタップでのチェンジも可能になりました。
メタマスクモバイル内では、ボタンひとつでウォレットとブラウザを切り替えられます。
希望のアクセスポイントを、短時間で呼び込めるのです。

さらにdAppsの接続切り替えも柔軟化しました。
接続と切断をするアカウントをコントロールしやすくなったからです。
これにより、アクセス体制をスムーズに変えられます。

メタマスクはプライバシーや使いやすさの観点から、さまざまなところをアップデートしています。
仮想通貨ウォレットの利便性向上は、ユーザーの利用モチベーションにつながるでしょう。
メタマスクのアップデートについて、Twitterでは以下の口コミがありました。

メタマスクのアップデートでデータ管理がシンプルに

メタマスクのアップデートでは、データ管理の容易化が目立ちます。
こちらに関するシステム刷新では、主に以下の選択肢が設けられました。

以上の機能は、セキュリティとプライバシーの設定項目として加わります。
該当項目を細かく設定できるようになり、ユーザーは自分のデータへの権限を多く持てるようになりました。
つまりそれだけ、セキュリティ管理をしやすくなったのです。

メタマスクのアップデートではデータ管理が見直されました。
それによりユーザーはより安心できる状況で、セキュリティ体制を整えられます。
 

まとめ

イーサリアム系ウォレットであるメタマスクが、アップデートを受けました。
ログイン時の利便性向上や、セキュリティ強化などが目的です。
ユーザーがセキュリティ目的で管理できる項目も多くなりました。
これにより利便性と安心の両立を目指します。

今後も人気仮想通貨ウォレットのアップデートがあるかもしれません。
ユーザーにとって使いやすい状況が続くとよいでしょう。