ビットコインの3月16日の動きは、信用不安が懸念される、
大手金融のクレディ・スイスにスイス中銀が支援する報道がなされ安心感が広がり、
概ね底堅く一旦反発の動きとなりました。
ただし、FOMCを来週に控えており、直前からは仕掛け売りが発生しやすくなるため、
依然として注意したいところです。
ビットコインの3月17日の概況について解説します。
(この記事は3月17日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
概ね上昇?!3月16日午前7時からの動き
3月16日午前7時、327万円で推移していたビットコイン、午前9時に321万円へと下落するも、前日の安値を更新する事なく、その後は底堅い展開となります。
ジリジリと上昇し、17日午前4時には336万円まで上昇、午前7時現在は333万円で推移する展開です。
大きく崩れることはなく、再び切り返しの動きを見せています。
クレスイ支援でNY株は上昇!!FOMC前の仕掛け売りには依然注意?!
前日の情報を整理しますと、午前中の段階で信用不安に揺れる、
大手金融グループのクレディ・スイスにスイス中銀が支援する報道が流れています。
米国での銀行破綻で、ずっと下がり続けていたNY株はこのニュースで一服し、
安心感へとつながり、ビットコインも再び350万円を試す展開になるかもしれません。
ただし、FOMCを来週に控えており、動向は読みにくい状況で、
タカ派的な発言が目立つFOMCは、米銀の破綻をあまり材料視せずに、
利上げを実行する可能性もあります。
この部分を先に織り込んだ場合、ビットコインにも仕掛け的な売りが入る可能性があり、注意が必要です。
上昇は止まった?・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-494/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、変わらず316万円の位置にあります。
まずまず安心な水準ですが、仕掛け売りが入ると一気に崩される可能性があるため、注意しましょう。
レジスタンスは342万円の位置に短期レジスタンスがあり、一旦ブレイクできるかもしれません。
342万円を超えた後、強さを維持できるかに注目です。
まとめ
ビットコインはスイス中銀のクレスイ支援が伝わり、安心感から底堅く買いになっています。
ただし、FOMCを来週に控えており、仕掛け的な売りには注意したいところです。
316万円を割れる場合は、大きく崩れるかもしれません。