FOMCは市場予想通り0.25%の利上げとなりましたが、その後の声明で米金融システム不安より、
インフレを優先していると取られ、米株安、ドル高に進んでいます。
悪いドル安が発生しており、FOMCも終了したことから、ビットコインも夢から覚め、
ファンダメンタルを見ない買いが終了するかもしれません。
ビットコインの3月23日の概況について解説します。
(この記事は3月23日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
FOMC後急落!3月22日午前7時からの動き
3月22日午前7時、372万円で推移していたビットコイン、恒例とも言えるFOMC買いで日本時間はジリジリ上昇します。
FOMC前の午後11時には383万円へと上昇、FOMC発表直後は買いで反応したものの、その後はみるみる下落、
午前4時には短期サポートをブレイクし、351万円をつけます。
その後は午前7時現在、359万円で推移する展開です。
ビットコインFOMC終了で夢から覚める?
FOMCの結果は、
- 0.25%利上げ
- 金融システムよりインフレ解消優先
となり、一部期待されていた利上げ停止期待はゼロ解答に終わっています。
米銀の破綻はFOMCの利上げが主要因のため、今後は次の破綻懸念先を探し株安、
投資の巻き戻しからドル安への警戒が強まります。
ビットコインはなんとなく、『金融期間破綻で預金が仮想通貨に移る』と勘違いされて買われていましたが、
ロシアのウクライナ戦争の時にも同じ理由で買われその後売られているため、今回もそろそろ夢から覚めそうです。
FOMCが終了したことにより、現実に戻れば、300万円を割れそうな雰囲気です。
1分足ではFOMC後に見事に売られているのがわかります。
歴史に残るFOMC・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-497/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期サポートがブレイクされており、中期サポートの347万円が頼りになります。
現在は350万円の節目で一度買いが入りましたが、ここを抜けると早そうです。
レジスタンスは383万円で残り、本格的な下落へと移りそうです。
リレーのような下落に気をつけましょう。
まとめ
ビットコインはFOMCが終了した後、急落しています。
いよいよ『金融機関が破綻すると預金が仮想通貨に移る』という夢から覚めそうな雰囲気です。
300万円まで下落は早そうなため、注意しましょう。