ビットコインの週初の動きは、投機的な動きに乏しく、ジリ安で終わっています。
ビットフライヤーFXのSFD(現物価格との乖離)が10%を挟み荒れており、現在の環境でトレードをすると、SFD手数料を徴収され続ける動きで注意が必要です。
ビットコインの4月4日の概況について解説します。
(この記事は4月4日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
意外に弱い?!4月3日午前7時からの動き
4月3日午前7時、374万円で推移していたビットコイン、午前10時の動きで368万円に下落、
日本時間の立ち上がりに失敗し、短期サポートを一度割れます。
欧州時間に持ち直し、午後5時に380万円へと上昇するも、継続するような動きはなく、
NY時間に再び下落、4月4日午前6時に363万円に下落し、午前7時現在は370万円で推移する展開です。
新年度入りの新規資金流入はまだ見られていません。
ビットフライヤーFXのSFD手数料に注意!!SFDについて復習!!
日本の最大手取引所のビットフライヤーが提供する、ビットコインのレバレッジFX取引が妙な動きをしています。
前日お伝えした通り、現物とFXの価格が10%を挟み推移しています。
ビットフライヤーFXにはSFD手数料というものがあり、5%以上乖離した場合は0.25%、
10%乖離した場合は0.50%、乖離を広げる方向の注文では手数料を徴収されます。
問題は、現物とFXの価格を1円単位で操作する自動売買プログラムを使ったトレーダーが発生し、上記の画像のように、現在は何も考えず成り行き注文を出すと、
新規買い注文時に0.50%徴収、決済時は付与なし、実質手数料0.50%(400万なら鞘2万円)
新規売り時に0.25%付与、決済時には手数料0.50%徴収、実質手数料0.25%
となり、売買のたびに0.50%か、0.25%の手数料が発生します。
価格も滑りやすく、手数料回避の注文は出しにくくなるため、現在の価格推移でビットフライヤーFXは利用しないほうがいいでしょう。
この仕組みはビットフライヤーが特殊で、海外取引所にこのような仕組みはありませんので、ビットフライヤーFXに注文を出す際は内容をよく理解してください。
ビットフライヤーのSFD手数料・・・https://bitflyer.com/ja-jp/s/commission
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期サポートがブレイクされており、中期サポートの361万円を下回らないかが焦点となります。
レジスタンスは変わらず391万円にあり、ブレイクされるかに注目です。
日本時間に買いがでるかもしれません。
まとめ
ビットコインは週初の動きで下落、短期サポートを一度ブレイクしました。
ビットフライヤーのSFD手数料が発生しやすい環境になっており、今一度手数料をチェックした方がよさそうです。