ビットコインの4月6日の動きは、円高の影響もあり、一時366万円まで下落する展開でした。
市場全体ではドル安が進んでいるものの、ビットコインの追い風にはならず、新年度入りの波に乗り切れない状態が続いています。
ビットコインの4月6日の概況について解説します。
(この記事は4月6日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
波に乗り切れない?!4月5日午前7時からの動き
4月5日午前7時、373万円で推移していたビットコイン、想定通り日本時間に買いが出て、
午前11時には379万円へと上昇するも、上昇はここまでとなります。
NY時間に売られ、3月6日午前1時には366万円へと下落、短期サポートをおびやかしますが、
その後は午前7時現在、370万円で推移する展開です。
新年度入り後の、買いの動きが本格化してもおかしくないタイミングでしたが、
結果はイマイチで波に乗れない展開となっています。
ドル安が材料視されず!不穏な空気漂う?!
為替市場では3月9日の米銀破綻、クレディ・スイス買収の影響を受けて以降、
1ヶ月近くドル安が進み、FOMC後もこの動きは変わりません。
ドル安は本来、米国勢から見ると仮想通貨へ逃避の動きを見せますが、
米国時間に下がっていることから不穏な空気を漂わせています。
今買っているのは、2023年に入り出遅れていた日本からの資金が多く、
本丸の米国は売っていることから、牽引役が力不足となり、相場が長続きしないかもしれません。
買いの最後は日本人で、その後売られる、いつもの展開に注意です。
ただ、アルトコインは比較的強く、相場の天井はもう少し先になるかもしれません。
アルトコイン主導・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-507/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、364万円の位置まで短期サポートが切り上がっており、ブレイク出来るかに注目です。
ここを下回った場合、360万円を試すかもしれません。
レジスタンスは短期レジスタンスが385万円の位置で変わらず、ブレイクができるかに注目です。
まとめ
ビットコインはアルトコイン上昇の波に乗り切れず、下落しています。
ドル安が米国で材料視されておらず、不穏な空気に変わる可能性もあります。
360万円を割れる展開には注意しましょう。