ビットコインの週末の動きは、円安が進んだため円ベースのビットコイン価格は底堅く推移したものの、ビットコイン価格自体の動きは悪く、370万円を割れる展開となっています。
下落トレンドは継続していると考えられ、今週は更なる下落の可能性もあり注意したい展開です。
ビットコインの5月22日の概況について解説します。
(この記事は5月22日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
円安分をはき出し?!5月19日午前7時からの動き
5月19日午前7時、373万円で推移していたビットコイン、日付が変わる頃に374万円をつけた後、367万円へと下落する大きな動きはありましたが、その後は370万円で凪の展開になります。
21日午前9時には変わらず日本勢から買いが入り、押し上げようとする動きから377万円へと上昇しますが、結局NY時間にかけて売られ、22日午前7時現在は368万円で推移する展開です。
円安でお化粧されていますが、ドルベースの実態はやや下落トレンドの動きが継続しています。
今週は大きな下落?!重要指標が目白押し?!
ビットコインは下落トレンドが継続しており、反発力に乏しい展開が続きます。
月の後半は売りが出やすく、一度大きな売りが発生してもおかしくありません。
今週は為替相場で、米国のGDPなど重要指標の発表が多く、円高の影響を受けやすい環境です。
ドル安と円高が同時発生すると、大きな下落になる可能性があります。
ビットフライヤーのSFD比率は9%と異常値を記録し続けており、正常値に戻るまで売り込まれる展開には変わりなさそうです。
ドル高で大きな売り・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-535/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、361万円の位置で短期サポートが変わらない状態です。
この水準を下回ると、一気に350万円割れを目指すかもしれません。
レジスタンスは384万円の位置で、直近の反発力だとブレイクに遠い印象です。
継続的な下落が発生しており、底打ちは先になるかもしれません。
まとめ
ビットコインはやや下落トレンドが続き、370万円を割れる展開になっています。
引き続き下落目線が強く、注意したい展開です。
月の下旬で売られやすい時期に入ってきました。