ビットコインの5月26日の動きは、一時361万円へと下落し、短期サポートを脅かしたものの、その後370万円へと値を戻しています。
一方でビットフライヤーのSFD比率が8%付近から4%台に急低下しており、唯一の買い手であった日本勢すら慎重姿勢へと移行し、変化の兆しが見られます。
ビットコインの5月26日の概況について解説します。
(この記事は5月26日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
361万円へ下落!5月25日午前7時からの動き
5月25日午前7時、368万円で推移していたビットコイン、朝方の日本時間から元気がなくなります。
午前10時には361万円へと下落、短期サポートを脅かすも、ここはギリギリでキープし、上昇気配になります。
NY時間も上昇し、26日午前4時には372万円へと上昇、その後は370万円で動きがなくなった状態です。
ビットフライヤーのSFD比率は急低下!買い手不在へ移行?!
今回の動きで気になるのは、ビットフライヤーのSFD比率が8%から4%へと急低下したことです。
図はビットフライヤーFXに現物の価格推移を加え比較したチャートですが、4月に入り急拡大し、
一時10%以上乖離したFXと現物の差が、昨日の動きで一気に縮小されました。
何を示唆しているのかというと、4月の新年度に入り大量に日本勢から短期資金が入ってきたと考えられ、ビットコインの動きの悪さからようやく手仕舞いしたようです。
4月に入ってからは明らかに日本勢しか買っておらず、日本勢が抜けたことにより上への動きが今後、限られてくるかもしれません。
ビットコイン売り再燃?・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-539/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、変わらず361万円の位置です。
この水準をしたまらない限りは、買いでついていくといいでしょう。
レジスタンスは382万円の位置で変わらず、この水準まで戻せるかに注目です。
日本勢も抜けてきているので、買い手不在で上昇力がなくなったかもしれません。
まとめ
ビットコインは361万円へと急落したものの、その後再び元の位置に戻っています。
一方で4月から買いを続けていたビットフライヤーのSFDは異常事態が解除され、今後は日本勢も買い余力が減るかもしれません。
動きが鈍い展開が予想されます。