ビットコインの28日相場は日本時間に売り先行で始まったあと、欧州時間にかけて一旦反発、
直近の高値を目指したものの、NY時間の深夜にかけて売ら値を飛ばす展開になっています。
NY時間に下げ上げを帳消しにするのは大規模な投資家のポジション調整が続いていると考えられ、
この動きが続くと週末は下落気味の横ばいで推移すると考えます。
ビットコインの5月28日の概況について解説します。
(この記事は5月28日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
5月27日午前7時からの動き
5月27日午前7時、427万円で推移していたビットコイン、珍しく日本時間から動きが良くありません。
午前8時より下落を始め、正午には406万円まで下落します。
405万円の短期サポートはギリギリ死守できたことから、その後は一旦反発の動きを見せ、
午後10時には442万円まで上昇し、爆発ポイントの450万円に迫ります。
ところが、NY時間に失速、28日午後6時には420万円まで下落し、午前7時現在は426万円で推移する展開です。
NY時間の下落は凶兆、週末は値幅を伴い下落モードの横ばいか?!
今回、再び爆発ポイントに迫りましたが、届きませんでした。
NY時間に売られた動きはかなり良くなく、昨年11月ごろから買っている、
大きな投資家の利食いの動きが続いていると考えられます。
爆発ポイントを今日中にも超えることができなければ、明日以降マインドが悪くなるため、
値幅を伴い下落と戻しを繰り返す横ばいの動きになりそうです。
5月は日本時間に特攻の買いが出てきて、NY時間に大下げをする展開が続いていましたので、
日本時間の飛びつき買いは控えた方がいいでしょう。
今日のサポート&レジスタンス
今日のサポートは短期サポートが昨日と変わらず405万円の位置に、中期サポートは395万円に上がって来ています。
レジスタンスは短期レジスタンスが443万円の位置に、中期レジスタンスが448万円の位置にあり、
サポート、レジスタンス共に今の動きですとすぐにブレイクされそうです。
5月相場も終わりに近づいていますが、最後の売りがまだ出てきてもおかしくないため、
損切りは早い方がいいでしょう。
まとめ
ビットコインの27日の相場は、下落→反発→NY時間の下落とあまり良くない動きで終わっています。
週末にかけては値幅を伴い、下落から横ばいになりそうです。
5月相場、最後の売りが出てくるかもしれないため、フットワークを軽くトレードするといいでしょう。