ビットコインの週末相場は、金曜日と土曜日が下落し、日曜日に戻す、
全体としては横ばいからやや下落の動きとなりました。
想定に近い動きでしたが、本番は本日5月31日の動きになり、
本日の動き次第で6月相場がどのようになるのか読みとくヒントになりそうです。
ビットコインの5月31日の概況について解説していきます。
(この記事は5月31日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
5月28日午前7時からの動き
5月28日の金曜日の午前7時、429万円で推移していたビットコイン、週末の動きは下落基調となります。
午後3時には405万円あたりにあった短期サポートと中期サポートをブレイク、
上昇の目線が消え下落基調が鮮明となり、5月29日の午前6時には382万円まで下落します。
一時的に409万円まで戻すも、再度下落を始め5月30日の午前8時には369万円まで下落し一旦の底値を形成した形に、
午後9時には401万円まで上昇して切り下がってきた短期レジスタンスをブレイクし、
5月31日の午前7時現在、394万円の位置で推移しています。
窓開けなしのビットコイン、5月31日の動きが重要
5月29日の土曜日に下落し、5月30日の日曜日にかけて戻した微妙な動きのビットコインでしたが、
先物チャートでは綺麗に窓開けをせずに始まっています。
土日は参加者が少ないため、窓開けを嫌った感があります。
6月の相場行く末は本日、月末の動きが本番になりそうです。
仮に本日大きな下落をすると、6月は前半から底値を目指す動きになりやすくなります。
逆に本日しっかりした動きであれば、6月の前半は戻しが意識され、下落は中旬以降になっていきそうです。
今日のサポート&レジスタンス
今日のサポートは、短期サポート、中期サポート共に368万円付近に位置しています。
短期サポートは今の動きですと、夜間には385万円まで上昇しますので、
NY時間の動きに注意が必要です。
レジスタンスは短期レジスタンスが日曜日の上昇でブレイクされ、夜間に発生する予定です。
5月に入ってから日本人が起きている時間以外で上昇はほぼゼロだったため、
夜間になるまで昨日の高値を更新しておきたいところです。
まとめ
ビットコインの週末相場は、横ばいからやや下落の動きになりました。
6月相場を占う上で、本日の動きが重要になりそうです。
本日大きな下落をすると、6月は月の始めから前半まで下落していく可能性があります。
日本人の活動時間にどこまでしっかりできるかに注目です。