ビットコインの1月12日の動きは朝方に米SECが 現物型ETFを初承認したニュースが流れたものの、反応は限定的でNY時間に元に戻っています。
ビットコインETF誕生も先回りの買いが買われすぎている水準になっており、
今度は利食い売り優勢になる可能性が出て来ました。
ビットコインの1月12日の概況について解説します。
(この記事は1月12日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
715万円到達も?!1月11日午前7時からの動き
1月11日午前7時、670万円で推移していたビットコイン、午前8時にビットコインETFが承認された影響で、695万円へと上昇します。
ただ既に数ヶ月前から買われた影響で、上値を追う展開にはならず、日本時間に665万円へと下落します。
NY時間に再び盛り返し、午後11時に715万円へと上昇するも、すぐに打ち消されるような動きで、12日午前7時現在は673万円と値を消す推移となりました。
ビットコインETF誕生も織り込まれ済み?!
ビットコインETFが予定通り承認されましたが、反応は限定的となりました。
そもそもビットコインETFが何故ビットコインの価格上昇につながるかというと、
①短期的にはETF組成のために投資信託会社が予めビットコインを購入し在庫とする
②長期的にはビットコイン投資をする投資家の裾野が広がる
の2点となりますが、ビットコインはETFの承認ニュースの300万円台から倍に買われ、①②が目論見通りになっても需給的に足りない価格水準となっています。
今後は『事実売り』で売られていくかもしれません。
今日の動き次第で、利食い売りが優勢になるかもしれません。【1月12日短期予想】ビットコイン現物型ETF初承認!!も反応薄く織り込まれ済み???
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、中期サポートも切り上がり、630万円の位置にサポートが集中します。
利食い売りに傾くと一気にブレイクもありそうです。
レジスタンスは715万円に再び短期レジスタンスが発生し、週末の動きを待つ段階です。
短期サポートをクリアできず、じわじわ下がると長い下落トレンドに入る可能性もあります。
まとめ
ビットコインは現物型ETF発承認も利食い売りに押されています。
『事実売りに押される』か、強さがまだ残っているかに注目です。