ビットコインの週末相場は、金曜日は一服、土曜日は下げ、日曜日にイーロン・マスクによる、
ビットコイン決済再開の可能性発言によって急反発するオセロ相場となりました。
6月14日の反発はとても力強く、下落トレンドラインを抜けているため、
一度500万円近くまで戻す可能性もありそうです。
ビットコインの6月14日の概況について解説します。
(この記事は6月14日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
6月11日午前7時からの動き
6月11日の金曜日、401万円で推移していたビットコイン、
午後7時には412万円まで戻すも鈍い動きが続いていましたが、6月12日の午後10時に急落、
午後7時には381万円まで下落し、短期サポートをブレイクします。
6月13日の日曜日も総じて動きは少なかったものの、日付が変わった6月14日午前1時に突如急騰、
400万円の短期レジスタンスをブレイクし、午前6時には430万円まで上昇します。
その後は午前7時現在、425万円で推移しています。
イーロン発言で急騰、500万円を目指すか?
イーロン・マスクによる発言で相場は振り回されていますが、今回の値動きはチャート的に悪くありません。
チャートはドルベースの日足チャートですが、上値を抑えていた下落角度のトレンドラインを少し超えて来ています。
4.2万ドルを超えてくれば、上のトレンドラインを目指す可能性があり、その場合は日本円ベースで500万円を超える可能性がありそうです。
ただ、今回のイーロン・マスクの発言は具体性があるものではないし、現在下落している理由は、
大国の仮想通貨規制、先進国のコロナ危機の終焉、財政健全化期待によるドル高基調の3つの割合が大きいため、
戻しが一過性に終わる可能性もあります。
今日のサポート&レジスタンス
今日のサポートは短期サポートが381万円の位置にありますが、日付が変わる頃に390万円まで切り上がるものの、余裕がある位置になり、
今の動きが続くと、ブレイクできそうになるのは明日以降になりそうです。
レジスタンスはイーロン・マスク発言により中期レジスタンスもブレイクされていますが、今回の上昇で今現在、爆発ポイントの431万円まではギリギリ到達していません。
爆発ポイントを超えて安定的になれば、もう一段上を目指すでしょうが力尽きる可能性も残っています。
まとめ
ビットコインの週末相場は、6月14日午前1時にイーロン発言が出て、急騰の展開になりました。
この急騰で下落のトレンドラインをうわ抜いて来ているため、500万円まで戻す可能性が出て来ています。
ただし具体的な材料ではないため、一過性に終わる可能性もあり、注意が必要です。