ビットコインは3日続けて陽線が出現し、派手さは無いものの底値は限られる展開となっています。
6月24日の動きで、価格が下落ラインの上に来ているため、
月末にいよいよ近づいていることもあり、一旦売りが休む可能性も出てきました。
一方で週末相場はここ最近元気がないため、再び叩き落としの動きが出る可能性もあります。
ビットコインの6月25日の概況について解説します。
(この記事は6月25日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
6月24日午前7時からの動き
6月24日午前7時、370万円で推移していたビットコイン、午前11時には359万円まで下落するも、
短期サポートはまだ切り上がっておらず、その後はプラスに転じる動きとなります。
6月25日午後3時には390万円まで上昇し、短期レジスタンスを再びブレイク、夜にかけて上昇する理想の展開です。
その後は再び動きが止まり、午前7時現在は383万円で推移しており、日足で3日連続陽線が濃厚です。
週末相場は売り?買い?
チャートはドルベースで下落ラインが描かれていますが、今回の動きで下落ラインを少し上回っています。
このまま下落ラインより上の動きで安定的になれば、サポートの切り上がりとともに上に押し出される動きがが出てきそうです。
一方で週末相場はここ最近元気がなく、大きな売りが出やすい傾向があります。
売りのエネルギーが低下気味ですが、長期トレーダーが買いを入れなくなっているため、
急反発の可能性は低いかもしれません。
今日のサポートアンドレジスタンス
今日のサポートは、短期サポートが357万円の所にあり、夜間から切り上がっていきます。
日本時間にある程度上値を追っていく展開になっていないと、夜間から窮屈で短期サポートを失いそうです。
短期サポートを下回った場合は、中期サポートの349万円を一気に割ってくるでしょう。
一方でレジスタンスは中期レジスタンスが本日395万円まで切り下がって来ますので、
中期レジスタンスを上抜けれるかが上昇の鍵になります。
爆発ポイントの406万円まで週末相場で上昇できれば、レンジの上限が意識されるでしょう。
まとめ
ビットコインはジリ高の展開へと変わって来ています。
月末も近くなっているため、一旦売りが弱回り、上昇の可能性も出てきました。
一方で週末相場は最近パフォーマンスが悪く、手仕舞いの売りが出てくる可能性もあり、依然注意が必要です。