ビットコインの6月最後の相場は、小下落の動きで静かに終わりそうです。
直近上昇気味であったため、調整の売りにおされたようでした。
7月相場に期待したいところですが、7月から反発してくるシナリオはまだ描きづらく、
パッとしない相場になる可能性が高そうです。
ビットコインの7月1日の概況について解説します。
(この記事は7月1日午前11時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
6月30日午前7時からの動き
6月30日午前7時、400万円で推移していたビットコインでしたが、日本時間から動きがイマイチになります。
午後2時には383万円まで下落し、日付が変わる頃には378万円まで下落します。
その後は、午前9時現在、386万円で推移しています。
7月相場はパッとしない相場になるか?!
チャートはドルベースの1ヶ月のチャートになりますが、2017年の相場では一度流れが断ち切られた後は、
8-9ヶ月間、上昇が限られる相場になっています。
加えて、
『【5月12日概況】ビットコインは戻りの鈍い展開!セル・イン・メイに注意?!』で書きました、
米国の税の戻りが7月から無くなってしまいます。
5月12日当時のビットコイン価格は600万円程度、そこから330万円まで下落し、
現在380万円まで戻していますが、中期的に需給が悪化していくのはこれからという見方ができそうです。
新しい月に入ったばかりなので、短期的な戻しはあるかもしれませんが、
依然として長期トレーダーが手掛けて儲けが出る相場はまだ遠く感じます。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、377万円の位置にあります。
中期サポートも373万円の位置に上がってきているため、
ここを下回ると7月は下値を探る動きから始まりそうです。
一方で短期レジスタンスは、夕方に392万円あたりに降りてくるため、ブレイクしやすくなります。
サポートもレジスタンスもブレイクしやすいところに煮詰まってきており、
どちらをブレイクして方向感がある展開になるかで、7月序盤の動きが決まりそうです。
まとめ
ビットコインの6月最後の相場は小動きの動きとなりました。
7月相場に入り雰囲気が変わる事を期待したいところですが、反転していくシナリオは描きにくく、まだまだ時間がかかりそうです。
本日は価格が煮詰まってきており、本日の動き次第で7月序盤の動きが決まるかもしれません。