ビットコインの7月13日の動きは、前日に続き続落となっています。
予想ボラティリティが低下基調で、7月に入ってから一瞬の反発も見られなくなってきており、
2020年以前の、逃げ場を作らない本来の動きに戻る可能性が出てきました。
ビットコインの7月14日の概況について解説します。
(この記事は7月14日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
7月13日午前7時からの動き
7月13日午前7時、365万円で推移していたビットコイン、日本時間は下がらないものの、
日本勢も流石に盲目的に買う余力は無くなり、上値は368万円に抑えられてしまいます。
欧州とNYが交差する午後9時には357万円まで下落し中期サポートをブレイク、
その後364万円まで戻すも、7月14日午前5時に356万円まで下落します。
その後は午前7時現在360万円で推移する、じわじわ生殺しにする動きです。
日柄が唯一良好な7月13日の相場を下落で終えてしまい、
いよいよ7月はアノマリー的に反発しそうなタイミングが無くなってきました。
予想ボラティリティ低下で本来の動きに戻る?
ビットコインの30日間の予想ボラティリティは、5月に6%台で推移、
6月は変動の割には落ち着かず5%台を維持していましたが、
ここにきて4%台前半まで急激に落ち着いてきています。
予想ボラティリティと高値と安値の価格幅を計算したところ、
約0.45の正の相関性がある計算結果結果が出ているため、
予想ボラティリティの低下は大暴落、大幅上昇が減っていくと市場が見ている事になります。
ビットコインの本来の動きは、下落時の一時反発は3%未満に限られ、
買ったら最後、逃げ場を作らない綺麗な下落を続けていきます。
今までは短期の買いが入り、もみ合いになっていましたが、今後は短期の買いも発生しない、
逃げ場を作らないビットコイン本来の動きに戻るかもしれません。
今日のサポート&レジスタンス
今日のサポートは、短期&中期共にブレイクされた状態で始まります。
日本時間から安値を更新していく動きになると、欧州時間、NY時間はもっと期待出来ないため、
中規模の下落になりそうです。
レジスタンスは短期レジスタンスが370万円の位置にあります。
ここを日本時間にクリアしておけば、上昇の目が少し見えるかもしれません。
まとめ
ビットコインの予想ボラティリティが低下しており、今後は短期の上昇も限られる、
逃げ場が発生しない本来の動きに戻る可能性が出てきました。
本日の日本時間に370万円をクリアしておかないと、欧州、NY時間から続落する可能性がありそうです。