ビットコインが3万ドルを割れ、およそ1ヶ月ぶりの安値に迫る展開になりました。
前回は3万ドル割れたものの、半日で元の水準に戻っている参考記録でしたが、今回はゆっくり割れ、
静かに死亡するような非常に悪い展開です。
本日から日柄が悪く更に売り込まれる可能性がありますが、
日付が変わった日本時間22日午前1時から仮想通貨カンファレンスのTHE B WORLDが開かれ、
イーロン・マスクが発言します。
ビットコインの7月21日の概況について解説します。
(この記事は7月21日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
7月20日午前7時からの動き
7月20日午前7時、336万円で推移していたビットコインですが、
午前9時に340万円に上昇したものの、その後は鳴かず飛ばずの状態になります。
正午には323万円まで下落し、ドルベースで3万ドルを割れて、午後7時には321万円まで下落し、
午前7時現在は326万円で推移しています。
4月の最高値から下落以降、NYと欧州が寝ている午前9時、10時、13時に1日の高値を付けることが多く、
今回も日本勢が高値を掴む動きが発生した形です。
ガチホ勢最後の頼みのTHE B WORLDのイーロン発言
今回、3万ドルを割れたあとに暴落もせず、落ち着いていることは、ガチホ勢にとって非常に悪い展開となります。
通常、固い節目を割った後、ショート勢は短期決戦で大きく崩しにいきますが、
短期決戦をしてこないということは、ショート勢がまだまだ下の価格を見ているということです。
本日は日柄が悪く、更に買い手は余力がないので、ガチホ勢が耐えきれず投げる水準まで、
持っていかれる可能性があります。
ガチホ勢にとって唯一の希望は、
仮想通貨カンファレンスのTHE B WORLDが日本時間22日午前1時に開催され、イーロン・マスクが発言することです。
具体的に作用し、かつ実行可能なイーロン発言があれば、ショート勢が買い戻す可能性があるでしょう。
ただし、何もなかった場合は、ショート勢の売り浴びせのスタート合図になるかもしれません。
本日のサポート&レジスタンス
今日のサポートは、綺麗に安値を更新し続けていることから、発生していません。
発生するのは今の動きが続いても、午後に入ってからになりそうです。
レジスタンスは332万円の位置まで午後から降りてきますので、この水準を本日クリアしたいところです。
ガチホ勢が多い日本人を巻き込むため、午前9時から午後11時ごろまで、
カンファレンスを待たず仕掛ける可能性もあるため注意が必要です。
まとめ
ビットコインは3万ドルを割れて定着の気配を見せ始めました。
買い手には受難の動きになりますが、本日はTHE B WORLDでイーロン発言が期待できる日でもあります。
22日午前1時からの動きに注目です。