仮想通貨情報・取引アプリ「コイン相場」は8月30日、取引所診断ツール「ぴったり仮想通貨取引所診断」のリリースを発表しました。
コイン相場から自身の理想である仮想通貨取引所を選ぶための判断基準をチェックできます。
コイン相場が取り扱う取引所診断ツールの内容や考えられる背景を解説します。
https://www.coinjinja.com/torihikijo-shidan/
要点
仮想通貨情報・取引アプリのコイン相場が8月30日に取引所診断ツールをリリースしました。これにより理想の仮想通貨取引所が選びやすくなったと考えられます。
取引所診断ツールの内容は?
コイン相場から取引所診断ツール「ぴったり仮想通貨取引所診断」がリリースされたことにより、仮想通貨初心者でも理想の取引所選びがしやすくなりました。
これまでの取引所選びでは、知名度やインターネット記事の情報を基準にすることが多かったでしょう。
しかしそれでは、知名度が高くても登録後に使いづらいことがわかったり、情報が偏ったまま取引所を選ぶことで、本当に自分に合ったものを発見できないことが考えられました。
以上のようなことを防ぐためには、コイン相場が展開する取引所診断ツールを利用するといいでしょう。
「ぴったり仮想通貨取引所診断」では、最大5項目を基準に、おすすめの取引所を教えてくれます。仮想通貨の投資経験や投資スタイルなどに関する選択制の質問に答えるだけで、理想の取引所がわかります。
コイン相場が展開する取引所診断ツールは、PCとスマホ両方から利用可能です。これから仮想通貨への参入を考えていたり、投資活動の発展のために2ヶ所目以降の取引所に登録したい場合はぜひ活用してみませんか。
背景には取引所の環境変化が考えられる
仮想通貨取引所診断ツールが生まれるようになった背景には、取引所を運営する交換業者を取り巻く環境の変化が考えられます。
2019年8月30日現在、日本国内だけでも仮想通貨取引所は18ヶ所が活動しています。取引所によって使いやすさや手数料、取り扱う仮想通貨の数や種類など様々な要素が異なります。なかには仮想通貨取引所自体の環境が変化したケースもあります。
2019年だけでも仮想通貨取引所に大きな動きが見られています。まず1月11日にコインチェックが金融庁から正式な仮想通貨交換業者として再認可を受けています。
コインチェックは2018年1月にネムなどが流出する大規模なハッキング被害を受け、一度金融庁から認可を取り消されていました。
同年4月のマネックスグループ買収を受け大幅に経営体制を刷新し、セキュリティ強化などの努力をした結果、金融庁から再びのお墨付きをもらったのです。
加えて3月25日には、楽天ウォレットとディーカレットという新規の仮想通貨取引所が金融庁から認可を受けています。
特にディーカレットは伊藤忠商事、JR東日本など19社もの有名会社の出資を受けているなど、仮想通貨取引所史上類を見ないバックグラウンドの強さなどが注目を集めています。
一方で業界を去った交換業者もいます。2019年8月22日をもって、Zaifの元運営者であったテックビューロが廃業を発表しています。
このように仮想通貨交換業者が入れ替わるなか、安心して長く使える取引所を探すためには「ぴったり仮想通貨取引所診断」のようなツールは貴重と考えられます。
Q&Aに正直に答え、おすすめされた仮想通貨取引所を吟味してみましょう。
まとめ
コイン相場では現在、「ぴったり仮想通貨取引所診断」というツールが利用できます。
最大5つのQ&Aに答えるだけで、ユーザーに合った取引所をおすすめしてもらえます。
特に2019年は取引所をめぐる動きが大きかったため、これから仮想通貨に参入する人は、以前よりも慎重な判断に基づいた選び方が求められます。
診断結果を参考に、自身にとって使いやすい取引所を探してみましょう。