ビットコインを筆頭に弱々しい動きが継続している仮想通貨市場。
直近の価格動向を投資家心理を中心にしてまとめました。
要点
ビットコインの恐怖指数は再び「極端な恐怖」
ビットコイン、および仮想通貨市場の8月の推移はマイナスとなりました。
直近でビットコインは一時100万円を割り込む場面がみられ、1日時点でも100万円近辺で推移と大きな反発はみられません。
テクニカルはもちろんですが、もうひとつ注目したいのが「恐怖&強欲指数」です。
ビットコイン恐怖&強欲指数・・・投資心理をあらわす指数。数値が高いほど投資家が強気になっていることを示し、低ければ弱気になっていると判断できる。
31日の日付で指数は20を示しており、これは投資家が「極端な恐怖」を示しています。
現在は価格だけではなく、投資家心理も落ちていることがわかり、それに伴ったメディアのセンチメントも低下しているといって良いでしょう。
ここから反発できるのか
上記の数値からもわかる通り、現在の仮想通貨市場はセンチメントがかなり低下している状態ということがわかります。
メディアの報道でも底割れシナリオんどが報じられておりますが、ここから価格がさらに下落するかはまだわからない状態といえるでしょう。
なぜなら、上記の数値が示すように「極端な恐怖」というのは、センチメントが傾いている状態といえます。
株や為替市場でも、そのようにセンチメントが傾く状態が続くと、価格が急反発するのはよくあることです。
また、現在はテクニカル的にも反発する場面ともえるので、あまり目線を固定しすぎるのも注意したいところです。
もちろん、ここからさらに価格が下落すれば一段安となる可能性はありますが、このまま下げ渋れば、いったんは反発を挟むという展開もありえるでしょう。
まとめ
今週、軟調な動きが続いたビットコインですが、週末は穏やかな値動きに。
直近では、投資家の心理を示す「恐怖&強欲」指数が20を示しており、センチメントは「極端な恐怖」の状態となっています。
テクニカルは依然悪いですが、このようにセンチメントが偏っていると、相場は急反発したりすることもあるので、目線の固定は禁物。
テクニカル的にはここから下落すれば一段安の展開となりますが、反発するポイントにもなっているので、引き続き相場動向に注目です。