エルサルバドル政府、ビットコイン買い増しへ
要点
・9月7日にビットコインの法定通貨化を施行したエルサルバドル政府が、20日BTCの買い増しを発表
・675万ドル(7億円)相当の150BTCを購入したとのこと
世界で初めて仮想通貨を法定通貨として
導入したエルサルバドル政府は20日、
ビットコインを再び買い増ししたことを発表しました。
675万ドル(7億円)相当の150BTCを購入したとのことです。
今回の購入により、
エルサルバドル政府の保有総額は700BTCになりました。
ブケレ大統領は
「押し目買いをした。
150BTCを新たに購入。
エルサルバドルは総額700BTCを保有している」
とツイートしています。
中米エルサルバドルでは今月7日、
ビットコインを法定通貨として認める
ビットコイン法(Ley Bitcoin)を導入したばかり。
ビットコイン法の導入前後に
11億円相当(購入時点)の200BTCを2度購入すると、
8日にも再び150BTCを購入していました。
■ネットの反応
ビットコイン価格は先週日曜から現在にかけて
500万円を割っています。
そこで押し目買いとしたということは、このBTC法は
長期的なビジョンであると思われます。
アフリカ、個人層の仮想通貨普及が進み前年比12倍の成長率
要点
・ブロックチェーン分析会社Chainalysisがアフリカの仮想通貨市場が急速に発展していると紹介
・アフリカの仮想通貨の受け入れ額は今年1年間で1,200%以上成長したとの結果に
ブロックチェーン分析会社Chainalysisは14日、
「仮想通貨の地理」と題したレポートの一部を公開。
仮想通貨市場が急速に成長する
アフリカの現状を紹介するとともに、
その原動力について分析しました。
レポートによると、昨年7月から今年6月の1年間で、
この地域における仮想通貨の受け入れ額は
1,200%以上成長。
市場規模では約1,056億ドル(11.6兆円)と、
世界各地の他の地域と比べ最も小さいものの、
Chainalysisの「仮想通貨採用指標」の
上位20位以内には、ケニア、ナイジェリア、
南アフリカ、タンザニアの4カ国がランクイン。
同社は、アフリカを
「世界で最も草の根レベルで普及率が高い地域」と評価しています。
また、同社はアフリカの成長を支える重要な要因の一つとして
Chainalysisは、P2P取引が盛んであることをあげました。
アフリカにおけるP2P取引の割合は、
ビットコイン取引量に限定すると
全体の2.6%(全通貨では1.2%)を占めており、
世界の他の地域を大幅に上回っています。
今回の記事のまとめ
■『エルサルバドル政府、ビットコイン買い増しへ』について
・9月7日にビットコインの法定通貨化を施行したエルサルバドル政府が、20日BTCの買い増しを発表
・675万ドル(7億円)相当の150BTCを購入したとのこと
■『アフリカ、個人層の仮想通貨普及が進み前年比12倍の成長率』について
・ブロックチェーン分析会社Chainalysisがアフリカの仮想通貨市場が急速に発展していると紹介
・アフリカの仮想通貨の受け入れ額は今年1年間で1,200%以上成長したとの結果に
週明けのビットコイン価格は490万円台。
大幅転落からのスタートで、今週は低調になるかもしれません。