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イーロン氏、BTC売却示唆発言直後に「BTCは売ってない」と否定→BTC価格が振り回されて乱高下 / BTCのドミナンス、3年ぶりの低水準に

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イーロン氏、BTC売却示唆発言直後に「BTCは売ってない」と否定→BTC価格が振り回されて乱高下

要点

・イーロン・マスクCEOが「テスラがBTCを売却した可能性」を示唆 → BTC急落

・その後、イーロン氏が「テスラは売ってない」とツイート → BTC下げ止まる

ビットコインは米国時間16日遅くに
一時4万5000ドルを割り込む
急落となりました。

その直接的な理由は
テスラのCEO、イーロン・マスク氏が
ツイッターで
「テスラが保有BTCを売却した」
ことを同意するような反応をした事です。

具体的には、テスラは保有ビットコインを売るべきだと示唆した
ユーザーからのツイートに
イーロン・マスク氏は「確かに」と返信しました。

それによりビットコインの売りが急加速。

その数時間後、
イーロン・マスク氏は

「臆測について明瞭にするために言うが、
テスラはビットコインを全く売っていない」

という釈明のツイートをします。

これによりビットコインは現在4万4900ドル付近まで回復しています。

 

■ネットの反応

イーロン・マスク氏のツイッターだけで、本日のBTC相場は

あからさまに乱高下しています。

 

BTCのドミナンス、3年ぶりの低水準に

要点

・BTCのドミナンス(仮想通貨市場全体の時価総額シェア)が3年以来の低水準に下落

・BTCのドミナンスは40.3%、イーサリアムのドミナンスは19%となっている

イーロン・マスク氏の発言でBTCが暴落するなか
BTCのドミナンス(仮想通貨市場全体の時価総額シェア)は
40.3%となり、
2018年6月以来の低水準にまで落ち込んでいます。

ビットコインのドミナンスが最も低かったのは、
2018年1月の33%。
その次は2018年5月の36%です。

その一方でアルトコインのドミナンスは
3年ぶりの高水準に急上昇しており、
中でも勢いがあるのがイーサリアムです。

イーサリアムの時価総額はビットコインの半分ほどまで上昇しており、
仮想通貨市場全体でのドミナンスは19%、

アルトコインでのイーサのドミナンスは32%です。

なおイーサリアムは本日現在、
5月12日の最高値である4350ドルから
24%下落しています。

イーサに次ぐのはバイナンスコインで、
仮想通貨市場全体のドミナンスでは4%を占めています。

 

今回の記事のまとめ

■『イーロン氏、BTC売却示唆発言直後に「BTCは売ってない」と否定→BTC価格が振り回されて乱高下』について

・イーロン・マスクCEOがツイッターで「テスラがBTCを売却した可能性」を示唆 → BTC暴落

・その後、イーロン氏が「テスラは売ってない」とツイート → BTC下げ止まる

■『BTCのドミナンス、3年ぶりの低水準に』について

・イーロンショックの影響もあり、ビットコインのドミナンスが3年ぶりの低水準に落下

・その一方でアルトコインは勢いを増し、イーサリアムは価格下落しつつもドミナンス19%

 

またまたイーロン・マスク氏の迂闊なツイッター発言で

いいようにビットコイン相場が激しく上下する事態となりました。

投資家としては一刻一秒変わりゆく状況に応じた素早い判断が

求められるのも確かにありますが、狼狽した売り買いが

あまりに多発している昨今なので、

一部著名人の煽り発言を一歩引いた目線で疑う

「落ち着き」も必要なスキルかも知れません。

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