イーロン・マスク氏、ツイッター社取締役就任を辞退
要点
・ツイッター筆頭株主となったイーロン・マスク氏が取締役を突然辞退
・同氏は過去にも幾度となくツイッターの改善を問題提起していた経緯がある
ツイッター社のパラグ・アグラワルCEOは11日、
同社筆頭株主となったイーロン・マスク氏が
取締役就任を辞退したことを発表しました。
アグラワルCEOは、
ツイッター社の取締会がマスク氏に
取締役就任を提案したが、
マスク氏本人が辞退したとしています。
具体的な理由は明かされていません。
同氏は以下のようにコメントしました。
「気を散らすような出来事が
今後も起こるかもしれないが、
我々の目標と優先順位は変わらない。我々の下す決断と実行は
我々自身の手に委ねられている。
雑音をかき消して、やるべき事に集中したい。」
マスク氏は過去にもツイッターの運用方法に
疑問を投げかけており、
TWTR株の購入が明らかになってから、
改善案を募集するなどの投稿が目立っていました。
週末にかけては、ツイッターの有料版サービス
「ツイッターブルー」の支払い手段として
ドージコイン(DOGE)決済を
認めるべきとも投稿していた経緯があります。
■ネットの反応
常にお騒がせのイーロン・マスク氏ですが、
ツイッターを利用する投資家の界隈では彼の辞退で
内心ホッとした人も多いようです。
IMF「仮想通貨利用率と汚職・資本規制の度合に相関関係」と報告
要点
・国際通貨基金(IMF)は「仮想通貨の利用率と、政治腐敗・厳しい資本規制に相関がある」と報告
・この上記報告書に対し、米仮想通貨政策シンクタンク「Coincenter」が反論を示した
国際通貨基金(IMF)は、
先月末に発表された報告書で、
「仮想通貨の利用率は、
政治的に腐敗していたり
厳しい資本規制のある国々で高い傾向にある」
と指摘しました。
「仮想通貨、汚職と資本規制:国を超えた相関」
と題した報告書は、
2020年の調査データに基づき、
日本を含む世界53カ国における
仮想通貨の利用と、
汚職や資本規制、
高インフレ率などとの相関関係について分析しています。
IMFの今回の調査では、
サンプル数が少ないことや
仮想通貨関連のデータの質から、
分析結果は慎重に解釈する必要があるが、
データが示す顕著な傾向には
注意を払う価値があると主張。
「決定的な証拠を待つのではなく、
手遅れになる前に行動を起こす緊急性」を考慮すると、
仮想通貨に対しては「自由放任」的なスタンスではなく、
身元確認などの規制強化が必要であるとの
見解を示しました。
このIMFの結論に対し、
米仮想通貨政策シンクタンク
「Coincenter」のNeeraj Agrawal
コミュニケーション・ディレクターは、
IMFの結論の導き方に疑問を呈しています。
「なぜか、IMFは仮想通貨が悪いものだという結論に達している。
劣悪な状況にある人々が仮想通貨を使っているのではなく」
今回の記事のまとめ
■『イーロン・マスク氏、ツイッター社取締役就任を辞退』について
・ツイッター筆頭株主となったイーロン・マスク氏が取締役を突然辞退
・同氏は過去にも幾度となくツイッターの改善を問題提起していた経緯がある
■『IMF「仮想通貨利用率と汚職・資本規制の度合に相関関係」と報告』について
・国際通貨基金(IMF)は「仮想通貨の利用率と、政治腐敗・厳しい資本規制に相関がある」と報告
・この上記報告書に対し、米仮想通貨政策シンクタンク「Coincenter」が反論を示した
先週までは570万円台だったビットコインですが
週明けは520万円台まで下落しています。
仮想通貨は全面安で、冴えない週のスタートとなりそうです。