イーサリアム(ETH)とリップル(XRP)が、ゴールデンクロスを迎えました。
今後は力強い上昇気流が期待できます。
相場を後押しするのは、ソラナ(SOL)の上昇トレンドです。
先週は同銘柄の上昇が力強く、イーサリアムとリップルにも好影響を与えました。
主要アルトコイン市場について、詳しく解説します。
要点
先週のイーサリアムの値動き
まずは先週のイーサリアム市場を見ていきましょう。
GMOコイン販売所の日足チャートで検証します。
イーサリアムは18日から、価格上昇が続いています。
陽線が並んでおり、上昇トレンドをうかがわせる状況です。
18日の始値は22万8048円でしたが、先週末の22日の終値は23万9772円でした。
5日間の上昇率は約5.1%です。
移動平均線は、週明けの23日にゴールデンクロスを迎えました。
イーサリアムは9日にデッドクロスを迎えましたが、以降はレンジ相場にとどまっています。
18日から需要が増したため、すぐにゴールデンクロスを迎え、上昇トレンドへ復帰しました。
デッドクロスのダメージを抑えたことが、イーサリアムの好景気につながっています。
以上から今後も力強く価格を伸ばすかもしれません。
先週のリップルの値動き
続いて先週のリップル市場を確かめてください。
こちらもGMOコイン販売所の日足チャートによる検証です。
リップルはイーサリアムより陽線が多くありませんが、全体的に上昇基調です。
19日から20日にかけて、価格を力強く伸ばしました。
19日の始値は71.512円でしたが、20日の終値は76.292円でした。
2日間の上昇率は約6.7%です。
移動平均線は21日にゴールデンクロスを迎えました。
11日にデッドクロスを迎えましたが、以降はレンジ相場が続いていました。
19日から20日にかけての価格上昇が大きく、上昇トレンドへ回帰しています。
以上から10月のリップルは、全体的にイーサリアムと値動きが似ています。
今後もリップラーの支持により、価格を大きく伸ばすかもしれません。
ソラナバブルがアルトコイン市場を盛り上げる
アルトコイン市場の好景気は、ソラナバブルが要因とされます。
10月のソラナも、上昇気流が目立つ状況です。
GMOコイン販売所の日足チャートを見ていきましょう。
画像のように、19日から21日にかけて価格上昇が大きいといえます。
ソラナバブルの背景は、ポジティブなニュースの続出です。
たとえばCoinpostの17日の報道によると、FTXは約1億2200万ドル(182億円)分のソラナをステーキングしました。
売却ではなくステーキングなら、手放したことにはなりません。
経営破綻で負債処理に追われるFTXですが、ステーキングが好感を持たれたようです。
ほかにもソラナは、10月30日から11月3日にかけて「Breakpoint2023」という大型カンファレンスを控えています。
仮想通貨として近年影響力が強まっており、大型イベントに向けた駆け込み需要があるのでしょう。
以上からソラナバブルが、イーサリアムとリップルの各市場を後押ししています。
まとめ
リップルとイーサリアムで、ゴールデンクロスが相次ぎました。
ともに先週の価格上昇は力強く、今後も勢いが続きそうです。
ゴールデンクロスは投資家心理を前向きにさせるので、しばらく需要が高まるでしょう。
ソラナバブルもアルトコイン市場を後押ししています。
FTXによるステーキングだけでなく、大型カンファレンスの駆け込み需要も要因です。
ソラナも世界的な影響力を強めているので、今後もイーサリアムとリップルに影響を与えるかもしれません。
他銘柄の動向に注意しつつ、イーサリアムとリップルの今後を見守りましょう。