先週のイーサリアムとリップルは、価格を伸ばし続けています。
とくにリップルは開発会社主催の大型カンファレンス「SWELL」を控えており、駆け込み需要がうかがえる状況です。
イーサリアムもそれに追従しており、アルトコイン市場が過熱しています。
先週のイーサリアムとリップルの市況を見ていきましょう。
要点
先週のイーサリアム市場
まずは先週のイーサリアム市場を見ていきましょう。
GMOコイン販売所の日足チャートによる検証です。
先週のイーサリアムは、好調をキープしていました。
先々週ほどの急な値上がりはありませんでしたが、着実に価格を伸ばすイメージです。
11月2日の陰線が、価格調整局面として目だっています。
しかし週全体では、陽線の方が多い状況です。
週の初めである10月30日は、始値が26万2327円でした。
一方週末の11月5日の終値は、27万5095円まで伸びています。
この間の上昇率は約4.9%でした。
1週間保有を続けていれば、堅実に利益を重ねられたでしょう。
イーサリアムは10月22日にゴールデンクロスを迎えてから、約2週間経過します。
以後は力強い上昇トレンドが続く状況です。
今後は30万円へ接近する可能性もあります。
先週のリップル市場
続いて先週のリップル市場を見ていきましょう。
こちらもGMOコイン販売所の日足チャートによる検証です。
リップルもイーサリアムと同じく、価格上昇を続けています。
11月2日にちょっとした値下がりがあるだけで、それ以外の日は陽線です。
以上から、リップラーによる需要拡大がうかがえます。
週の初めである10月30日の始値は、81.568円でした。
一方週末の11月5日の終値は、95.087円まで伸びました。
1週間の上昇率は、約16.6%です。
以上から急激な需要拡大がうかがえます。
週明けの11月6日も大きく価格を伸ばしています。
記事投稿時点で終値未確定ですが、1XRP100円超えに期待しましょう。
以上からリップル市場では、イーサリアム以上の上昇気流が見られます。
SWELL特需でアルトコイン市場が過熱
アルトコイン市場の過熱は、リップル社主催カンファレンスのSWELLを控えているからでしょう。
2023年11月8日に、ドバイでの開催を控えています。
いくつかの議題が公表済みなので、リップラーの注目が集まったのでしょう。
以上からSWELL目前の駆け込み需要がうかがえます。
リップルの駆け込み需要により、ほかのアルトコイン銘柄も刺激を受けているようです。
イーサリアムもリップルほどの勢いはありませんが、着実に価格を伸ばしています。
以上からリップルがアルトコイン市場をリードする印象です。
SWELLの注目度の高さが、追い風になっているのでしょう。
ただしSWELLが終わったあとは、利益確定売りの殺到に注意です。
売り注文が集まった結果、リップルが大きく値を下げるかもしれません。
たとえば2021年は、11月9日~10日にSWELLが開催されました。
9日まで上昇トレンドだったリップルですが、以下のように開催終了日から値下がりが続いています。
SWELL終了後は、アルトコイン市場のトレンドの変化に注意しましょう。
まとめ
イーサリアムとリップルは、上昇トレンドが続いています。
とくにリップルはSWELL特需により、大きく価格を伸ばしました。
しかしSWELL終了後は、トレンドの変化に注意してください。
過去にリップルは、SWELL終了後に下落トレンドを迎えたことがあります。
以上からリップルを含む主要アルトコイン市場では、SWELL終了後に投資家心理が変わるかもしれません。
暴落の可能性に気をつけながら、利益確定のタイミングを考えましょう。