ファンドストラッド社代表、トム・リー氏は1日、ファックス・ビジネスのインタビューに答えました。
そこで同氏は利下げgビットコインにとって好材料になると述べました。
要点
利下げはビットコインにとって好材料
Federal Reserve’s rate cuts affect bitcoin: Fundstrat Global Advisors co-founderhttps://t.co/rhmDiN7eHK #ClamanCountdown
— Liz Claman (@LizClaman) July 31, 2019
連邦準備制度理事会の利下げがビットコインに影響を与える
リー氏はフォックス・ビジネスのインタビューに出演。
そこで同氏は本日未明に実施された米国の利下げがビットコインの好材料になると指摘しました。
リー氏によると、ビットコインはヘッジ手段(リスク資産に対する安全手段)になりつつあり、今回の利下げがそれを後押しするとのことです。
それを踏まえ、リー氏は年末までにビットコインが過去最高値(およそ200万円)に到達するのは自然のことと強気の見解を述べました。
なぜ米国の利下げが好材料となるのか
リー氏以外にも多くの専門家が、利下げがビットコイン、および仮想通貨市場にとって好材料になると指摘しています。
それは、利下げが「金融緩和」と呼ばれ、基本的に経済にとってプラスになる作用があるからです。
利下げからビットコイン価格上昇のフローは下記になります。
①米国が10年ぶりの利下げ
②世界基軸の通貨である米ドルが低金利になることにより資金が他の資産に流れる(米ドルを保有してても儲からない)
③新しい投資先として認知され始めているビットコイン・仮想通貨に資金流入
厳密にいうと、もっと難しい原理が既存の金融市場にはありますが、仮想通貨の動向と報道をチェックする上では上記のことを頭にいれておけば問題ありません。
これにより「利下げ=好材料」となるのです。
リー氏はさらに、ビットコインが金と同じくヘッジ手段になりつつあることも指摘しており、利下げと新しいヘッジ手段がかみ合い価格が上昇すると述べています。
現在は米国の株式、不動産など、あらゆる資産が市場最高値で推移しており、再びバブルが起き世界経済後退がささやかれているのも頭に入れておきたいところです。
まとめ
ファンドストラッド社代表、トム・リー氏は1日、フォックス・ビジネスのインタビューに出演。
そこで同氏は、昨日実施された米国の利下げがビットコインにとって好材料になると指摘しました。
このことに関しては、リー氏以外にも多くの専門家が指摘しており、今後メディアでも「利下げ」というワードが重要になってくるので、とにかく「利下げ=好材料」というのは頭に入れておきたいところです。