ドイツの現地メディアHandelsblattが報じたところによると、来年にも同国の銀行で仮想通貨の販売・保管が開始されるとのこと。
世界的にみても先駆的な事例として注目を浴びそうです。
要点
ドイツで2020年にも銀行が仮想通貨を販売・保管か
What am I missing? Isn't this huge news? Whatever you may think about it....Germans pass law to allow banks to hold and sell cryptocurrency, making it as easy as owning stocks and bonds. Government validation and even support?https://t.co/c56RU9oB7O
— Dan Tapiero (@DTAPCAP) November 29, 2019
私は何が欠けていますか?これは大きなニュースではありませんか?あなたがそれについて考えるかもしれないものは何でも....ドイツ人は銀行が暗号通貨を保有し、販売することを許可する法律を可決し、株式や債券を所有するのと同じくらい簡単にします。政府の検証とサポートさえありますか?
現地メディアHandelsblattが報じたところによると、現在ドイツで銀行が仮想通貨を販売・保管する法案が提出されたとのこと。
すでに法案は議会を通過しており、各州の承認を待っている段階まできているとのことです。
この法案が成立されれば、銀行が仮想通貨を従来の金融資産同様に販売・保管することが可能になるとのこと。
特筆すべきは、保管の面で、世界的にも仮想通貨はカストディアンという保管企業(日本でいえば取引所)が管理しますが、銀行がカストディアンを介さず仮想通貨を保管できるようになるとのこと。
これは世界的にみても珍しい事例で、今後ドイツの仮想通貨動向は注目を浴びるかもしれません。
ただ。まだ法案は可決されたわけではないので、ひとまず関連する報道に注目といったところでしょう。
新たな材料に「ドイツ」?
仮想通貨動向といえば、基本的には米国・中国の動向が相場に与える影響も大きく注目されています。
しかし、仮に上記の法案が通れば、今後ドイツもメディアで取り上げられる機会が増えるかもしれません。
また、ドイツでこのような法案が可決されることにより、各国にどのような影響があるかも注目。
特に、ドイツと関係の深いヨーロッパ諸国でドイツのような法案が広がっていくか注目したいところです。
いずれにせよ、このような動きは仮想通貨市場にとってはポジティブとなるので、来年以降も各国の仮想通貨規制には注目していきたいところです。
まとめ
ドイツの現地メディアHandelsblattが報じたところによると、来年にも同国の銀行で仮想通貨の販売・保管が開始されるとのこと。
法案は議会を通過し、各州の承認を待っている段階とのことですが、仮にこの法案が成立すれば世界的にも先駆的な事例となります。
仮想通貨動向においては米国・中国が現在注目されていますが、今後ドイツの規制動向と、それによってヨーロッパ諸国にどのような影響を与えていくか注目したいところです。