GMOコインは、自社で展開中の「貸仮想通貨」サービスのリニューアルを2月12日に行うと発表しました。
仮想通貨のレンディングサービス自体が現在発達とともに注目を受けているので、今回の発表にも多くのユーザーが注目しているでしょう。
仮想通貨レンディングサービスの定義を踏まえ、今回のGMOコインの発表内容の詳細を解説します。
要点
・GMOコインが貸仮想通貨サービスをリニューアル
GMOコインによる仮想通貨のレンディングサービスがリニューアルします。新サービスの詳細を解説します。
目次
そもそも仮想通貨レンディングサービスとは?
仮想通貨レンディングサービスを知らない人もいるでしょう。今回話題となっているサービスについて述べます。
仮想通貨を取引所に貸し出すサービス
仮想通貨レンディングサービスとは、ユーザーが持っている仮想通貨を取引所に貸し出すことです。
銀行などでもお金を預けると金利により預金が増えますが、今回はその仮想通貨版と言えます。
国内で仮想通貨の貸し出しを行っているのは、主にコインチェックやGMOコインなどの金融庁の認定を受けた取引所です。
ローリスクで仮想通貨を増やせる可能性が
仮想通貨レンディングサービスは、実際のお金同様に預けた期間に応じて利子を得られるので、銀行の預金と同じ感覚で仮想通貨を運用できると評判です。
投資知識がなくても、ローリスクで仮想通貨を増やせる可能性があるからです。
利率も今回GMOコインが発表した5%のように高く設定しているところがあります。
銀行預金だと金利が1%にも満たないケースが多いので、仮想通貨の貸出サービスの利率に魅力を感じる人もいるでしょう。
国内では金融庁認定でセキュリティなどの体制に優れた取引所が相手なので、仮想通貨を持ち逃げされるリスクも低いと言えます。
貸出期間中の仮想通貨はコントロール不可
貸出中の仮想通貨は原則として売買や送金などに使えないので注意しましょう。
たとえ仮想通貨の価格が急騰や暴落にいたっても、貸出中の仮想通貨を売りに出せないことがデメリットと言えます。
貸出中の途中解約による手数料も手痛い出費となりえます。
以上のリスクを考えながらレンディングサービスの利用を判断したいところです。
GMOコインが仮想通貨レンディングサービスをリニューアル
GMOコインは2月12日より「貸仮想通貨」と称したレンディングサービスのリニューアルを発表しました。
同社の発表内容について詳しく解説します。
GMO内の全通貨対象、最大年率5%
GMOコインの発表によると、貸出対象となる通貨は同社が扱う全種類です。
GMOコインではビットコイン、イーサリアム、リップルなど7種類の仮想通貨を取引できますが、2月12日以降はそのすべてのレンディングを受け入れることになります。
最低で日本円10万円相当から仮想通貨を貸し出せます。
コースも年率2%の1か月、年率4%の3か月、年率5%の6か月コースの三択にわかれ、ユーザーは柔軟に運用戦略を立てられます。
仮想通貨の貸出スケジュール
GMOコインにおけるリニューアル後の貸仮想通貨サービスは2月12日から開始です。
この日から17日まで最初の貸出受付を行っており、実際に仮想通貨を貸し出せるのは17日からです。
3月以降は毎月15日午前6時に翌月分の仮想通貨貸出の受付が始まり、同日には前月までの希望者による貸出も行われます。
15日が土日祝日だった場合は翌営業日に回るのでスケジュールを確認しておきましょう。
まとめ
GMOコインが貸仮想通貨サービスのリニューアルを発表するなど、仮想通貨をそのまま運用するサービスの進化が話題になっています。
GMOでも2月12日から取引所に仮想通貨を貸し出し、最大年率5%による運用も可能です。
今回の記事に興味を持った方は、GMOコインに登録して、レンディング用の仮想通貨を手に入れてみませんか。