GMOインターネットグループの27日プレスリリースによると、GMO NIKKO株式会社が「GMOメタバースラボ」を発足します。
メタバースのような仮想空間活用のビジネスが多様化しており、それにおける課題解決の役割を果たす見通しです。
仮想通貨取引所でもおなじみのGMOから、興味深い新ビジネスが誕生しました。
GMOメタバースラボの詳細を解説します。
要点
GMOメタバースラボとは
GMOメタバースラボとは、GMO NIKKO株式会社が発足する新企業です。
この運営会社は、インターネット広告代理事業をメインとしています。
しかし今回、新たに仮想空間の分野に進出する形です。
近年のWeb3への社会的関心の高まりを受け、GMOが関連ビジネス支援に乗り出します。
彼らはメタバースやNFTなど、新デジタル技術関連の調査や分析を進める見通しです。
このようなリサーチを通して、メタバースビジネスの起業をサポートします。
GMOメタバースラボの協力により、国内の関連市場のさらなる成長に期待です。
GMOメタバースラボ設立の目的とは?
GMOメタバースラボ設立の目的は、メタバースビジネス支援です。
運営会社であるGMO NIKKOは、NFTマーケットプレイスとして「Adam by GMO」の認定代理店を務めています。
そのノウハウを活かし、メタバース業界でもクリエイターを支援できると考えたのでしょう。
2022年には、日本政府が成長戦略の中心としてWeb3を挙げています。
世界的にもメタバース市場は拡大中です。
仮想通貨取引所「GMOコイン」を扱うGMOグループとしても、この流れは見逃せなかったのでしょう。
以上からGMOグループは、メタバース業界での活躍も見込めます。
GMOメタバースラボのサービス内容
GMOメタバースラボの主なサービス内容は以下のとおりです。
・メタバースでの各種制作サポート
・企業やクリエイターに対し、NFTを使った支援
・店舗向けメタバースEC構築サポート
・イベント事業や地方自治体をターゲットに、メタバースを活かしたマーケティング商品開発
このようにGMOメタバースラボでは、関連ビジネスについてあらゆる角度から支援をする構えです。
メタバースの中でイベントや商売を展開したい人には、頼れる存在でしょう。
たとえば仮想空間で人気キャラクターを作りたい人がいたとします。
メタバースラボへの相談を通して、キャラクターを多くの人に知ってもらう方法がわかるのです。
キャラクターの作り方だけでなく、興味を持ってほしいメイン顧客層の設定や、アピール方法なども打ち合わせられるのです。
またクリエイターの支援活動にも注目です。
メタバースのなかに新しい世界を作りたい人や、NFTを売りたい人がいます。
彼らは多くの人にアクセスしてもらうための戦略を、メタバースラボとともに考えられるのです。
未開分野のイメージが残るメタバース業界で、ビジネスのサポートをしてもらえるのはメリットといえます。
まとめ
GMO NIKKO株式会社が「GMOメタバースラボ」を設立しました。
メタバースにおけるさまざまな問題と向き合いつつも、関連企業やクリエイターを支援する見通しです。
大手GMOグループのサポートにより、これからも意欲的なメタバース企業が活躍するでしょう。
今回のGMOグループの動向は、日本のメタバース市場に大きな影響を与えそうです。
彼らのサポートにより、さまざまな新ビジネスの発展が想定されます。
メタバース業界における今後のGMOグループの動向を見守っていきましょう。