ゴールド市場が大急落!ビットコイン価格も失速
要点
・ゴールド価格やビットコイン価格が急落
・FOMCの利上げ示唆の結果を受けて、リスク資産全般が売られる形に
ゴールド価格がここ3日連続で
大幅に急落しています。
その背景として米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果があり
「2023年末までに2回の利上げを見込んでいる」
ことが示唆されたため
市場は悲観的になりドルが急騰。
米国株やゴールドなどの貴金属市場、
ビットコインなどリスク資産全般が
売られる形となったと見られています。
ゴールドと共にビットコインも
前日比4%下がりました。
■ネットの反応
FOMC直後、ゴールドも株式市場もビットコインも地合いが不安定になりましたが
そこを狙ってロングで入る投資家も散見されました。
エルサルバドルの大臣「給与支払にBTCを使うのは時期尚早だ」
要点
・エルサルバドルの労務大臣ロランド・カストロ氏が「給料にBTCを使うのは時期尚早」とコメント
・「政府当局がBTCによる給与支払いを検討し始めた」という現地報道を否定
エルサルバドルの労働社会福祉大臣
ロランド・カストロ氏は、
「政府は給与支払に
ビットコインを採用する準備ができていない」
とコメントしました。
カストロ氏は16日のツイートで、
労働社会福祉省が月曜日に財務省や経済省の
当局者とビットコインによる
給与支払の可能性を検討し始めた
という現地報道を否定しています。
カストロ氏は質問に答えているだけだと強調し、
「賃金について議論するのは時期尚早だ」
と述べました。
エルサルバドルでは、
2001年に制定した通貨統合法の中で、
給与支払は現地通貨だった
コロンもしくは米ドルでのみ支払うべきと規定しています
(しかしコロンは現在、ほとんど使われていません)。
ナジブ・ブケレ大統領が示した案では、
「税負担をビットコインで支払うことができる」、
「会計上では、米ドルを基準通貨として使用する」
としています。
今回の記事のまとめ
■『ゴールド市場が大急落!ビットコイン価格も失速』について
・15・16日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けてゴールドが急落
・ビットコインや株など、リスク資産が一斉に売られる形となった
■『エルサルバドルの大臣「給与支払にBTCを使うのは時期尚早だ」 』について
・エルサルバドルの労務大臣ロランド・カストロ氏が「給料にBTCを使うのは時期尚早」とコメント
・「政府当局がBTCによる給与支払いを検討し始めた」という現地報道を否定
ゴールド価格は16日のFOMC直後から3日間で300円近くも大幅に下がりました。
ビットコインもFOMC結果などのマイナス材料が重なり続落しています。
この悲観売りはどこで下げ止まるのか、
それが固まるまでは慎重に動いた方が良さそうです。