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史上最大級の金偽造事件が発生!偽造が不可能なビットコインに注目集まるか

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7月1日頃、中国の大手貴金属業者が、偽造した金を担保に多額の融資を受けていたことが判明しました。

約3000億円という前代未聞の金額を受け取っていたにも関わらず、民生信託からの検査要求が来るまで偽造がバレなかったことに世界中が衝撃を受けています。

もし金の偽造が横行するようになれば、安全資産としての立ち位置を失い、偽造が不可能なビットコインに関心が集まるのではないかと噂され始めているようです。

 

大企業が金塊を偽造

中国の大手企業である宝飾品メーカーの武漢金凰珠宝(Wuhan Kingold Jewelry Inc.)が、銅に金メッキを施した偽造の金を担保に、約3000億円の融資を受けていたことが分かりました。

武漢金凰珠宝は、15社の金融機関を相手に偽造した金塊83トンを渡しており、常習的な犯行だったことが伺えます。

また、金塊を担保に入れる際は、中に鉛などを入れてかさ増ししていないか溶かして確認をする必要がありますが、そのチェックを通過していることから、かなり入念な事前準備をしていたことでしょう。

史上最大級の事件と言っても過言ではないことや、偽造した会社がナスダックに上場している大企業だった為、投資業界や金融機関など様々な人たちが衝撃を受けています。

 

安全資産としての立ち位置が崩れるか

昔から金は、法定通貨のように急激な供給が発生することもなく、偽造も難しいことから安全資産として世界中から愛されていました。

しかし、今回の事件によって、金の価値に対して疑問を持つものも現れ始めてきています。

武漢金凰珠宝は約5年もの間、一切バレずに複数の金融機関から多額の融資を受け続けていました。

厳正な金融機関相手に、それだけ長い期間バレずに偽造できるとなると、本当に金は安全資産としてみても良いのか疑ってしまうのも無理はありません。

また、最近では本物のダイヤモンドと区別がつかないくらい人口ダイヤモンドの技術が発達しているように、将来的に全く見わけの付かない金を偽造できる技術も現れる可能性は十分あります。

もしそんなスキャンダルが発表された日には、金の価値は大きく下がることでしょう。

このようなことから、安全資産としての立ち位置が崩れるのではないかと考えている人も多いようです。

 

ビットコインにとっては追い風か

一方で、今回の事件はビットコインにとっては追い風になる可能性があります。

ビットコインは供給量が安定していることや偽造が非常に難しいことから、金に代わる安全資産だと言われています。

現時点では、まだまだ金には程遠い位置づけではありますが、もし金の絶対的存在が崩壊するのだとしたら、間違いなくビットコインに注目が集まることでしょう。

安全資産としての立ち位置を確立するには、人々から安全資産だと思われる必要があります。

ビットコインは安全資産として認められるべき技術と条件は揃っていますが、それでも人々から「これは安全資産じゃない」と思われてしまうと、それは安全資産ではなくなってしまいます。

ですので、金の偽造が横行することは、ビットコインが次の安全資産だと認められるきっかけになる可能性があります。

 

まとめ

中国の大手企業である武漢金凰珠宝が、金の偽造によって約3000億円の融資を受けていたことが分かりました。

約5年もの間、金融機関にバレずに騙し続けられた事実に、世間は衝撃を受けています。

近年の技術の発展は凄まじいもので、いつ何が起こるか分かりません。

その為、金の偽造が横行することで、ビットコインの方が安全だと認知される時代が来ることだって十分あります。

今回の事件は、金に対する疑問とビットコインの可能性を考え直すきっかけになったことでしょう。

 

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