直近でコミュニティー、メディアの中で話題となっているリップル社のXRP売却問題ですが、同社CEOガーリング・ハウス氏が12日、CNNに出演。
そこで同氏は再度疑惑について反論を述べました。
要点
ガーリングハウス氏「XRPの成功を一番願っているのは我々」
Day 4 of #CryptoCrazy week on @firstmove - PART 2 with @Ripple CEO @bgarlinghouse here pic.twitter.com/V2CWJH0fx6
— Julia Chatterley (@jchatterleyCNN) September 12, 2019
4日目仮想通貨週間ーリップル最高経営責任者(CEO )、ガーリングハウス氏
ガーリングハウス氏はCNNのインタビューに出演。
そこで直近で話題となっているリップル社の売却問題についてコメントしました。
同氏によれば、リップル社のXRP売却は、XRPのエコシステムのために必要なことと再度説明。
「我々がXRPの成功を最も願っている」と、価格操作が行われているという指摘について再度反論しました。
ガーリングハウス氏が述べているのは、特段新しいことでもないですが、それだけ直近で売却問題が話題になっているとも言えるでしょう。
同氏は先月も、Twitterで指摘について反論したばかりでした。
XRP売却騒動
XRPはビットコインと違い、新しく採掘されることはなく、リップル社が全てを採掘し終えており、毎月少しづつ市場に売却(放出)する仕組みとなっています。
この仕組み自体は変わっていませんが、直近の海外コミュニティーにおいてリップル社がXRPの価格操作を行っているなどといった指摘が。
Twitterではフォロワー10万人をほこるCRYPTO BITLORD氏などがハードフォークを主張し、リップル社の売却停止運動をおこなっています。
それに対し、ガーリングハウス氏以外にも、CTOシュワルツ氏がコメント。
上記の記事でも解説した通り、このような騒動が起きているのは、長きに渡るリップルの価格低迷で、保有者にいら立ちがつのっているとも考えられます。
しかし、それはアルトコイン市場全体の問題でもあるので、リップル社動向はもちろん、アルトコイン市場全体の動向を踏まえた上で考える必要があるのかもしれません。
まとめ
12日、リップル社CEO、ガーリング・ハウス氏がCNNのインタビューに出演。
そこで同氏はリップル社のXRP売却がエコシステム成長のために必要であり、「我々が成長を最も願っている」と指摘について反論しました。
現在はそこまで大きな騒動には至っていませんが、長期かするとリップルのネガティブ材料にもなってしまうので、リップル・XRP動向を追いたい方には今後も注目となるトピックでしょう。