仮想通貨アナリスト、アレッシオ・ラスターニ氏は3日、Youtubeに最新の分析を発表。
それによると、今年の相場が17年の仮想通貨バブルに似ているとのことです。
要点
現在の相場が17年バブル崩壊時と似ている!?
ラスターニ氏は3日、Youtubeで最新の分析を投稿。
それによると、現在の相場が17年バブル崩壊時に似ているとのこと。
類似点として、同氏は4つの要因を指摘しています。
①放物線的上昇
②21日移動平均線までの調整
③強い反発
④21日移動平均線を下回る急落
同氏は「ラインブレイクチャート」という日本式のテクニカル分析をおこなっていますが、単純に17相場と現在のチャートを比較したのが下記になります。
2017年バブル崩壊時
2019年現在のチャート
確かに、これだけみると、チャート形状的には似ている部分もあるでしょう。
同氏はこれらを踏まえ、現在の相場に強気になれないと説明しています。
年末相場はどうなるのか
既報の通り、10月から12月の仮想通貨市場は過去価格が上昇しやすい傾向に。
しかし、ラスターニ氏の分析が正しければ、今後相場は17年バブル崩壊時と同じように、価格が下落することとなります。
ただ、注意したいのは、似ているのはあくまでプライスアクションだけということ。
ファンダメンタルズを含めたその他の状況は、17年当時とは違うので気をつけたいです。
また、ビットコインは過去似たような価格推移を繰り返しており、一部を切り取れば似たような値動きの箇所は多く見つかります。
直近では価格が上昇している市場ですが、10月から12月は株・為替の市場も大きく動く可能性があるので、とにかく残り3カ月の相場動向に注目です。
まとめ
仮想通貨アナリスト、アレッシオ・ラスターニ氏は3日、Youtubeに最新の分析を発表。
同氏は「ラインブレイクチャート」という独自の分析方法を用い、現在の相場を分析したところ、17年のバブル崩壊時に似ているとのことです。
それを踏まえた上で、しばらくの間は相場に対し弱気の見解を述べました。
もちろん、必ずしも同氏の指摘が正しいかはさておき、10月から12月は金融市場ともに相場が動きやすい時期。
直近で仮想通貨市場も同意づいてきているので、引き続き注目です。