週末に年初来高値を更新したビットコインですが、その後は調整の展開が続いています。
専門家の見解も含め、今後の値動きを考察しました。
要点
高騰後のビットコインの値動き
ビットコインは週末に年初来高値を更新し、対円では100万円台を回復。
ビットコインドル 1時間足 5月8日~
現在は、9400ドルをつけ短期的に調整の展開となっています。
短期的には8800ドルから9000ドルの価格帯をサポートにしており、この価格は前回のレンジのレジスタンスとして機能していたため、しばらくの間は注目となりそうです。
また、8800ドルから9000ドルがサポートになっているうちは、9800ドルから10000ドルの高値トライの可能性もまだ残されているでしょう。
総じて、短期的には8800ドルから9400ドルをレンジとみつつ、どちらに価格がブレイクするか注目したい場面です。
コインマーケットキャップ 市場全体の時価総額 過去1週間
コインマーケットキャップによる市場全体の時価総額も、本稿執筆時点で過去1週間の高値付近で推移しています。
市場全体の動きとしても堅調な状況が続いていると言えるので、引き続き相場動向に注目です。
専門家の中には70万円まで反落するという指摘も
先日からお伝えしている通り、1万ドルというのは投資家からかなり意識される価格帯であり、利益確定の売りが出る価格帯であるのは間違いありません。
そんな中、eToro社アナリスト、サイモン・ピーターズ氏は一度70万円まで大幅に調整する可能性を指摘しています。
Nice entry from one of our young cryptoanalysts.https://t.co/nqtkO3k7s5
— Mati Greenspan (@MatiGreenspan) June 17, 2019
私たちの若い仮想通貨アナリストの一人からの素敵なエントリー。
ただ、ピーターズ氏も1万ドルが視野に入っていると述べており、中長期的には1万ドルに到達する可能性にも言及しています。
実際にどうなるかはわかりませんが、このように1万ドルは専門家や投資家からも多く注目されている価格帯なので、短期的にピーターズ氏が指摘するように調整をはさむ可能性はあるでしょう。
まとめ
週末に年初来高値を更新したビットコインですが、その後は調整の流れとなっています。
短期的には8800ドルから9000ドルをサポートにしているため、価格が下落した際はこの価格帯に注目でしょう。
1万ドルは専門家・投資家からも注目を浴びている重要な価格帯であり、現在は高値付近で推移しているため、引き続き相場動向は注目でしょう。