週明けから下落基調にある仮想通貨市場ですが、24日も価格が下落しています。
直近の価格動向を分析しました。
要点
ビットコインが今年2月以来の雲を下抜け
ビットコインは週開けから下落基調にあり、局面を迎えていましたが、本日の下落により一目均衡表の雲を下抜けてきています。
ビットコイン円 日足 219年2月~
上記のチャートは今年2月からのビットコイン円日足チャートに一目均衡表を表示させたものです。
緑色のゾーンが雲になりますが、本日の下落により下抜けてきていることが確認できます。
これでビットコインは今年2月以来で一目均衡表の雲を下抜た形に。
基本的に、雲を下抜けることは下落トレンドに突入したことを示唆しています。
ビットコインは200日移動平均線の上で推移しているため、一目だけで全てのチャートを分析することはできませんが、2月以来という期間から考えてもひとまず4月から続いた上昇相場が一服した可能性を考慮しておいた方が良いかもしれません。
今週はボラティリティー(変動率)も一定以上あり相場がよく動いているので、引き続き相場動向を注視していきたい場面ではあります。
調整の色深まるか
上記のようにビットコインはチャート形状からして調整の色を深めており、多くの専門家が仮想通貨市場の調整相場入りを指摘しています。
先日も投資アドヴァイザーのコロヴォス氏がブルームバーグTVに出演。
そこで同氏はビットコインビットコインが98万円から95万円まで下落すると指摘。
今のところ、コロヴォス氏の指摘通り、価格は下落し始めています。
このように、直近ではチャート形状が悪化してきており、専門家やメディアのセンチメントもやや弱気に傾いてきているのは気をつけたいところ。
まずは何円でサポートを受けられるかに注目したい場面ではあります。
まとめ
週明けから下落基調にあったビットコインは、本日も下落へ。
これにより、日足のビットコインチャートでは今年2月以来、一目均衡表の雲を下抜けてきており、しばらくの間下落することを示唆しています。
もちろん確実に言えることではありませんが、直近では専門家の多くも仮想通貨市場の調整入りを指摘しているので、引き続き価格動向は要注目となりそうです。