週明けから上値の重い展開が続くビットコインですが、15日も価格は続落。
6月以降のサポートに接近しており重要な局面を迎えています。
要点
ビットコインは100万円を守り切れるか
週明けから上値の重い展開が続いているビットコインですが、本日も引き続き価格が下落。
本稿執筆時点では103万円近辺で推移しています。
ビットコイン円 日足 6月~
100万円は日足チャートで6月以降、2度に渡ってサポートされてきた価格帯です(チャート赤い線)。
そのため、一度は下げ止まる価格帯と予想されまずが、仮に割り込んだ場合、一段安となるため注意が必要でしょう。
今後数日間は100万円をめぐる攻防が注目となりそうです。
ゴールドマンサックスの予想
先日報道され、話題となったのがゴールドマンサックスのビットコインに関するレポート。
それによると、ビットコインは9000ドル近辺(対円で100万円近辺)まで下落する可能性があるものの、その後は140万円まで上昇する可能性があると指摘。
本日時点で、ゴールドマンサックスが指摘する100万円までちかづいてきているので、サポートとともに価格動向に注目です。
同社が指摘するように、仮に100万円がサポートされれば、チャート上では再び価格が上昇していく可能性はあるでしょう。
なお、金融市場の動向としては、先日のダウが今年一番の下落となる800ドル安を記録。
NYダウ800ドル安、年初来最大の下げ幅#株 #米株https://t.co/iYMHRvCLvH
— ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 (@WSJJapan) August 14, 2019
今まで米国株式市場と逆相関が指摘されていたビットコインですが、今回に限ってはダウとともに下落しました。
一部ではビットコインの安全資産性を疑う報道も出ていますが、長期的な動きをみないと判断できないため、引き続き金融市場との関係は注目となりそうです。
まとめ
15日のビットコインは前日に引き続き下落。
本稿執筆時点で、6月以降の重要なサポートとなる100万円近辺まで価格が下落してきており、今後数日間は注目となるかもしれません。
また、もうひとつ注目したいのが、先日報道されたゴールドマンサックスのレポート。
それによると、ビットコインは100万円近辺でサポートされ、ふたたび140万円方向に上昇する可能性があるとのことなので、併せて注目したいところ。
先日のダウ平均も800ドル安と大幅な下落となっているので、引き続き金融市場の動向も注目となります。