週明け好調なスタートを切った仮想通貨市場ですが、高値をつけたあとは再び下落傾向にあります。
一部では中国で起きている洪水被害が要因になっているという指摘もあります。
要点
ビットコイン下落で再び局面へ
まず直近のビットコインの動きとして、週明けは好調なスタートを切っていましたが、20日に高値をつけると反落。
昨日は値幅で10万円ほど価格が下落し、本稿執筆時点で105万円近辺まで下落してきています。
ビットコイン円 1時間足 19日~
上記のチャートは週明けからのビットコイン1時間足です。
ビットコインはざっくりですが、100万円から105万円が6月以降重要なサポートになっており、再び下値の攻防に注目する相場となるかもしれません。
下落要因に中国洪水も
昨日、中国の大手マイニングプール「プーリン」は中国四川省で起きた洪水被害の様子をツイート。
マイニングプールにも一部影響が出ているとも報告しています。
A local mining farm based in Sichuan, China was DEVASTATED by the recent heavy rainfall in the region, video attached 1/2 pic.twitter.com/CvdEAUeq3x
— Poolin (@officialpoolin) August 21, 2019
その他のメディアでも、中国で停電被害が出ていると報じられており、このような報道が昨日のビットコイン下落につながったとも報じられています。
ただ、この材料に関しては確実性が低く、「影響はない」と報じる向きもあるようです。
実際にハッシュレートなどはおお大幅に低下しておらず、あくまで中国の洪水報道は「後付け報道」とみておいて良いかもしれません。
後付け報道・・・株・為替においてもありがちだが。メディアが上昇・下落の要因をその時たまたまおこった事件・発言などを材料視して報じること
なのであくまで中国の洪水報道に関しては参考程度にしておきたいですが、実際に価格が下落していることは変わりないので、今後100万円のサポートに注目。
洪水関連に関しては、復旧してきたら価格が上昇するのかにも注目したいところです。
まとめ
ビットコインは週明けは好調なスタートを切っていましたが、20日に高値をつけると反落。
本稿執筆時点では、105万円近辺まで価格が下落しているため、仮に今後も続くようであれば再び100万円の重要なサポートに注目です。
一部では中国の洪水が下落になっているとみる向きもありますが、これに関してはメディアによって報道がまちまちなので、あくまで参考程度にしておきたいものです。