前日まで安値圏での動きが続いていたビットコインですが、本日は価格が上昇。
直近の相場動向についてまとめました。
要点
ビットコインも112万円まで上昇もレンジは続くか
全日まで安値圏での推移が続いていたビットコインですが、12日の午後から価格が上昇。
本日も続伸し一時112万円まで上昇しました。
ビットコイン円 日足 7月~
上記はビットコインの7月からの日足チャートです。
赤丸をつけたのは114万円から118万円の価格帯となっており、いずれも終値レベルではヒゲをつけているレジスタンスに。
本日も112万円まで上昇していますが、この価格帯を超えない限り、上昇トレンドに回帰したとはいえません。
今後のシナリオとしてはどうなるかわかりませんが、今後はじばらく上下を繰り返すレンジ相場になることも考えられます。
次なる一手は何か
9月相場としては、金融市場が落ち着きをみせ、いったんのビットコイン上昇材料がなくなる形に。
仮想通貨市場の独自材料としてBakktの開始が話題になりましたが、今のところ市場は織り込み済みか、あまり材料視していないようです。
このように、決定的な材料がないのも今のレンジ相場を表しているといえるでしょう。
また、これといった悪材料もなく、ここから大幅に価格が下落するシナリオも現段階では考えずらいところ。
昨日は、欧州中央銀行が利下げを実施しましたが、10月以降はブレグジットの是非も控えており、今後も金融市場に大きな動きが出る可能性があるので、その際にビットコインがどのように動くのか注目したいところです。
現状はレンジ相場になることを考慮しつつ相場動向を追っていきたい場面ではあります。
まとめ
しばらくレンジ相場が続いていたビットコインですが、本日は価格が上昇。
しかしながら、日足レベルではまだまだレンジの範囲内であり、本格的な上昇トレンドには118万円の突破が必要になります。
材料としては、これといった悪材料はないものの、強い上昇要因となる材料もなく。
昨日は欧州中央銀行が利下げを実施しましたが、引き続き金融市場の動向がビットコインに価格に影響を与える可能性があるので注目です。