東海や関東に12日、台風が上陸することで話題になっていますが、仮想通貨市場はどうでしょうか?
今週の値動きをまとめつつ、直近の値動きをまとめました。
要点
今週のビットコイン値動き・報道まとめ
ビットコインは今週、ボラティリティー(変動率)の高い1日でした。
週初めは直近の安値である83万円まで価格が下落、しかし、7日、9日と価格が高騰し、直近のレジスタンスである90万円まで価格が上昇。
ビットコイン円 過去5日
週を通してみれば堅調な推移をしたといっても良いでしょう。
12日時点では、高値からやや反落したものの、まだ90万円台をキープしており、高値圏でもみ合いとなっています。
また、今週話題になったのが、ビットワイズが申請していたビットコインETFが拒否されたニュース。
これで、申請されていたビットコインETFは全て拒否された形となり、年内の実現はなくなりました。
なので、早くて実現は来年ということになりましたが、現在の米国の規制状況を考えると、大きな変化がない限り、現時点で来年に実現するかも疑問符がつきます。
ただ、このニュースが流れた後も市場は急反発。
ここから言えることは、すでに市場はこのことを織り込んでいたか、材料視していなかったということがわかります。
今後も引き続き200日移動平均線に注目
当ブログで何度もお伝えしていますが、今後は200日移動平均線突破が最重要事項となります。
ビットコイン円 日足
4月以降、ビットコインは200日移動平均線を上回り、中長期的にも上昇トレンドといえるチャート形状でしたが、今月の暴落により下抜け。
そのため、現時点では弱気トレンドにいると判断できます。(パターンとしては200日移動平均線をはさんだもみ合い相場の可能性もありえます)
簡単にいうと、この200日移動平均線を上抜ければ再度上昇する可能性が高まるということです。
反対に、このまま上抜けに時間がかかると、徐々に上値の重さが意識され、直近安値である83万円がわれるシナリオもおおいに考えられるので、来週以降もブレイクに注目。
12日時点では94万円きんぺんで推移しています。
まとめ
12日、東海・関東地方に強力な台風19号が上陸することが話題になっていますが、今週の仮想通貨市場も値動きの荒い週でした。
週を通してみれば、安値83万円から10万円ちかく上昇することができましたが、重要な指標である200日移動平均線の突破には至らず。
200日移動平均は中長期的に非常に重要な指標となるので、来週以降も価格が上昇した場合は、200日移動平均線が位置する価格帯に注目です。