26日日付が変わってすぐあたりからビットコインは急騰し90万円を回復、さらに10時ごろから再上昇で110万円に到達。
直近の相場動向をまとめました。
要点
ビットコインは2段階の上昇をへて110万円に到達
25日夜の段階では80万円近辺で推移していたビットコインですが、一夜にして30万円価格が上昇しました。
ビットコイン円 25日~26日昼(過去24時間)
まず第一の上昇が26日日付が変わってすぐ、0時あたりに起こり、82万円から90万円へ急騰。
第2の上昇は26日午前9時ごろから起こり、90万円から110万円に一気に上昇しました。
26日11時の段階では高値が112万円で、いったん高値をつけたようなチャート形状をしています。
今週は23日におよそ6%価格が下落し、弱気のムード一辺倒でしたが、一晩で復活した形に。
ボラティリティー(変動率)が非常に高まっており、値動きも激しくなっているため、今後の展開には十分注意でしょう。
冒頭の裏に習近平?
直近の仮想通貨市場は強い上昇に結び付く材料がなく、反対にリブラ動向などセンチメントは悪化していたと言えますが、今回の暴騰の背景に「中国」があると指摘されています。
中国の新華社が25日に報じたところによると、習近平国家主席が、イノベーションの中核として、ブロックチェーン技術を推進することを明言したとのこと。
同氏が指摘するのは、あくまで仮想通貨ではなく、その基盤となるブロックチェーンだけの話ですが、もちろん、仮想通貨とブロックチェーンは完全に無関係であるとは言えません。
これまで習近平国家主席がこのように明言したことはなかったため、これを市場が材料視したとの見方が専門家の中で広がっているようです。
急騰した理由については、今後も様々な指摘が出てくる可能性があるので、ひとまずはメディアをチェックしていきたいところです。
まとめ
ビットコインは26日、日付が変わってすぐ上昇し、同日午前にさらに上昇。
午前11時の段階で110万円ていどで推移しており、今後の動向も要注目となります。
ただ、一度このようにボラティリティーが高まると、しばらくの間は激しい値動きが続く可能性があるので、トレードをする方は十分に気をつけて相場動向を注視していきたい場面ではあります。