今週、ビットコインはレンジをブレイクし、直近の安値を更新。
それに伴い、アルト市場も連れ安となっており、来週以降もビットコインの値動き動向を注視した展開が続きそうです。
要点
リップル・ネムの値動きまとめ
リップルに関しては今週、SWELL2019が開催されたこともあり、連日メディアで話題になりました。
しかし、SWELL2019開催後は「セル・ザ・ファクト」の利益確定売り、ビットコインも軟調な展開となったため、大幅に価格が下落しました。
リップル円 日足
リップルは先日もお伝えしましたが、直近では30円が重要なサポートに。
10日時点で30円はかろうじてサポートされているので、引き続きこの価格帯で反発できるか注目でしょう。
30円は一度割り込むことがあっても、日足の終値ではヒゲを残して反発しているので、そちらも注目しておきたいポイントです。
30円で底固めできれば、まだ反発する余地は残されているでしょう。
ネム円 日足
ネムも直近では下落傾向に。
しかし、まだ高値から反落途中でビットコインやリップルよりかは余裕のあるチャート形状をしています。
注目したいのは、上記まるで囲ってある日足でヒゲを残している部分。
4.3円は直近でかなり強力なサポートとして機能しているので、来週以降、下落する場面があれば4.3円がサポートされるかに注目したいところです。
ビットコインの値動きにも引き続き注目
こちらも当ブログで何度もお伝えしていますが、直近のアルト相場は基本的にビットコインに連動した動きとなっています。
そして、ビットコインは直近でかなり際どい価格帯で推移しているので、来週以降もビットコインの値動きには注目したいところ。
仮に、ビットコインがこのまま大きく下落してしまうようなことがあれば、上記に挙げたサポートも決壊してしまう可能性があります。
また、ビットコインが上昇しなければ、基本的にセンチメントが悪くなってしまうので注目したいところです。
まとめ
今週のビットコインは直近の安値を更新し、200日移動平均線も割り込みました。
それに伴い、アルト市場も連れ安の展開となり、全体のセンチメントもあまりよくありません。
リップル・ネムともに独自の材料で上昇する可能性はもちろんありますが、基本的な値動きはビットコイン連動となっているので、来週以降ビットコインが反発できるかにも注目したいところです。