本日、ビットコインが再び年初来高値を更新し、ついに中長期的な節目である6000ドルを突破しました。
今後の展開を専門家の意見を交えつつ考察します。
要点
ビットコインがついに6000ドル越え
ビットコインドル 日足 2018年10月~
ビットコインは本日、価格が上昇しており、ついに中長期的な節目である6000ドルを突破。
チャート形状的に一段と強気となっており、4月から指摘されていた中長期的なトレンド転換がいよいよ濃厚となってきました。
短期的なターゲットは、昨年10月来のレジスタンスとなっている6500ドルが考えられますが、仮に中長期的なトレンド転換を果たしている場合、年末までそれよりも高い価格が視野に入ってきているでしょう。
4月の高騰でビットコインは200日移動平均線を突破しましたが、その後50日移動平均線が上抜け、さらに75日移動平均線も200日移動平均線を上抜けてきており、典型的な強気トレンドのチャートになっています。
ただし、6000ドルを超えてからまだ時間が経っていないので、今週は価格が下落した際は6000ドルがサポートされるか注目となりそうです。
「バイナンス・ショック」は問題なしか・専門家の見解
昨日報道されたバイナンスのハッキング被害ですが、その後の動向としてロールバックの実施はとりやめたとのこと。
すでにバイナンスはハッキングされたビットコインの補填も発表しているので、今回の騒動は無事にひと段落したと言えそうです。
また、昨日はこの報道で一時的に価格が急落しましたが、その後はすぐに価格が回復したことからも、現在の相場の下値の堅さを再確認する結果となりました。
先日もお伝えした通り、ファンドストラッド社アナリスト、ロブ・スライマー氏は、ビットコインが6000ドルを超えた場合、再びラリーが始まると指摘。
今後どこかで調整がはいる可能性はおおいに考えられますが、中長期的にトレンド転換を果たした可能性が濃厚となってきた今、少なくとも第二四半期6月までの相場動向は要注目となりそうです。
まとめ
ビットコインは本日、価格が上昇し、再び年初来高値を更新。
中長期的なレジスタンスであった6000ドルを突破してきており、今後の相場動向も要注目となるでしょう。
ファンドストラッド社アナリスト、ロブ・スライマー氏は、6000ドルを超えたらラリー後半戦が始まると指摘しているので、これから価格が上昇する期待はおおいにありそうです。