週末の仮想通貨市場はG20が開催される中、小動きの展開に。
今週の注目価格・ポイントをまとめました。
要点
・ビットコインのレンジに注目か
専門家からは調整入りの指摘がある中、ビットコインに関しては直近で推移しているレンジブレイクに注目でしょう。
今週はビットコインのレンジブレイクが最大の注目か
4月から5月にかけノンストップで上昇してきたビットコイン、および仮想通貨市場は今月3日に急落。
現在は100万円目前の高値を記録し、結果的に調整の流れになっています。
ビットコイン円 1時間足 6月3日~
現在は80万円から81万円をサポートにして、直近高値は88万円となっているので、今週はこのレンジをどちらにブレイクするか注目となりそうです。
もちろん、現在の値動きから言えば、しばらくの間狭いレンジを行ったり来たりするシナリオも十分にありえるでしょう。
トレードをする方にとっては退屈な相場かもしれませんね。
コインマーケットキャップ 市場全体の時価総額
市場全体の時価総額に関しても、直近1週間で横ばいの動きが続いています。
先週は、リップルやライトコインが一時高騰する場面がみられましたが、全体の動きとしては基本的にビットコイン連動相場が継続。
なので、全体の動きを見る上でもビットコインのレンジブレイクは重要となりそうです。
今後の値動きはどうなる?
3日の急落を受け、一部の専門家からは市場が本格的に調整入りしたとの指摘も出始めています。
ビットコイン投資会社のアダマント・キャピタルは現在の相場が2012年相場に似ていることを指摘し、今後数カ月の間はレンジ相場になる可能性があることを指摘。
似たような指摘として、仮想通貨投資会社CEO、マイク・ノボグラッツ氏も当面の高値を1万ドルとして、今後はレンジ相場になると指摘しています。
ただ、日足レベルの中長期的なチャートは依然強気であり、これらの専門家も調整が終わった後は、再び価格が上昇していくとみているのがほとんどです。
現時点では、このまま価格が上昇してゆく、もう一つ下のレンジまで下落する、しばらく揉み合いの展開、全てのシナリオも考えられるので、ひとまずは直近のレジサポに注目するしかないでしょう。
まとめ
3日に急落した仮想通貨市場ですが、直近では揉み合いの展開に。
一部の専門家からは、本格的に調整入りした指摘も出始めていますが、現時点では上昇・下落・保ちあい全てのシナリオが考えられるので、今週は直近のレンジに注目するしかなさそうです。
ただ今週以降、何かポジティブなニュースがあれば価格が上昇する可能性は十分にあるので、フェイスブックや決済関連の報道に注目でしょう。