先週はビットコインが上下する中、アルトコインの価格が目立つなど動きがあった週でした。
今週の仮想通貨市場の展望をまとめました。
要点
ビットコインは緊張感続く展開が続く
昨日もお伝えした通り、ビットコインは先週、高騰する場面もみられましたが、金曜日から価格が下落。
23日時点で107万円を推移しており、よわよわしい展開が続いています。
ビットコイン円 先週
極めて短期的な目線になりますが、直近では105万円から110万円のレンジに。
今週はこの価格どちらにブレイクするかがまず注目ポイントとなりそうです。
ただ、もう少し期間を広げると、ビットコインは長らくレンジ相場が続いているため、上記の価格をブレイクしても決してトレンドが開始するわけではないので注意したいところ。
正直にいうと、現在は上下どちらにわからない状態が続いていると言えるでしょう。
アルトコイン動向にも引き続き注目
先週、アルトコインが高騰し、久しぶりにメディアの話題になりました。
23日時点でのビットコインドミナンス(ビットコインの市場占有率)は68%台で推移。
コインマーケットキャップ 23日
先週よりかややアルトコインの資金が流出した形です。
ただ、アルトコインも先週半ばまで堅調でしたが、週末のビットコインの下落で上値は重い展開に。
仮に今週、ビットコインが一段安になる場面があれば、アルトコインの上昇もとまってしまう可能性があるので、注意したいところ。
反対に、ビットコインのレンジ相場が続けば、アルトコインの下値は堅く続伸する可能性も考えられます。
アルトコインに関しても完全な強気ではないので、難しいところですが、ビットコインドミナンスは注意しつつ市場全体の視点から各銘柄の価格動向を追っていきたいところです。
まとめ
ビットコインは先週なかばまで強い場面がみられましたが、週末は価格が下落。
アルトコインもビットコインより強い場面がありましたが、週末の下落により仮想通貨市場は全面安の展開になりました。
総括すると、直近の相場は強さにかけ、なんともいえない状態が続いているということ。
そのため、今週は上下どちらのシナリオを用意しつつ、金融市場の動向、Bakktといった仮想通貨市場の材料を追踏まえ相場動向を追っていきましょう。