先週はSWELL2019の話題で持ちきりとなった仮想通貨市場ですが、動向としては安値を更新する軟調な展開となりました。
今週の注目価格・ポイントをまとめました。
要点
ビットコインはここから反発できるか
既報の通り、ビットコインは先週下落し、仮想通貨市場も軟調な展開に。
ビットコイン円 日足
すでにお伝えしていますが、それにより200日移動平均線を割り込んだため、今週は反発できるか注目となりそうです。
11日時点では、94万円からいったん反発しており、現在は200日移動平均線が位置する100万円がレンジスタンスとなっています。
そのため、このまま上昇が続いた場合は100万円をこえていけるかに注目。
こちらもすでにお伝えしていますが、現在は200日移動平均線と50日移動平均線にはさまれトレンドレスな値動きになる公算が高いです。
また、今後は200日移動平均線の上下で推移するシナリオも考えられるので、読みずらい相場が続きそうです。
年末動向も視野だが材料乏しく・・・
直近では中国のブロックチェーン事業推進とデジタル通貨発行で上昇したと指摘される仮想通貨市場。
しかし、ここから年末相場にかけて上昇するのであれば、もうひとつ起爆剤となる材料が欲しいところです。
また、少し気は早いですが、年末は来年の材料も織り込んで相場が動き始めるので、今週から年末へ向けた動向も少し意識しておきたいところ。
また、アルトコインに関しては12日にステラがコインチェックに上場されます。
上場の前後では、ステラの価格が大きく動く可能性があるので値動きには注目しておきたいところです。
ステラに関しては、上場が決定した後価格が大きく上昇したため、海外勢による仕掛け売りなどがあるかは注目したいポイントでもあります。
まとめ
先週、ビットコインおよび仮想通貨市場は大幅に下落した週となり、ビットコインに関しては中長期的な指標となる200日移動平均線を割り込みました。
週明けは反発の展開で始まっているのでこのまま上昇した場合、ビットコインは100万円をこえられるかに注目。
また、12日はステラがコインチェックに上場するので、前後では価格が大きく動く可能性があり、値動き動向は注目となりそうです。