週明けの仮想通貨市場は軟調な展開が続いています。
今週の注目ポイント・価格をまとめました。
要点
ビットコインは反発できるのか?
7月に入って下落したビットコインですが、結局下旬まで価格が下落したことに。
先週は103万円台まで価格が下落しました。
ビットコイン円 1時間足 22日~
週明けは安値近辺で横ばいの動きが続いています。
今週はまずこの102万円から103万円の価格帯で反発できるか注目となるでしょう。
先週からお伝えしている通り、チャート形状はこれまでの上昇相場と違い、上値が重い展開が継続。
専門家からは調整相場入りする指摘が多くあります。
そのため、今週は102万円の価格帯が決壊し、さらに下落するシナリオも考えられるでしょう。
ただし、週明けの時点では、ボラティリティー(変動率)がかなり縮小しているため、引き続き値動きは読みづらい展開に。
102万円が決壊した場合、前回安値である98万円でサポートを受けれるか引き続き注目です。
材料乏しく夏枯れ相場となるか
これまでビットコインおよび仮想通貨市場はデジタル・ゴールドとしての側面、そしてリブラの話題で盛り上がってきましたが、株式市場は一旦落ち着きをみせ、リブラは規制の問題が議論されています。
そのため、これまで話題になっていた材料はいったん落ち着きをみせる形となっています。
またそれは7月に入ってからのレンジ相場をあらわしているとも言えるでしょう。
今月に入ってからは新たにBakktのローンチが再注目されていますが、今のところ上昇までには至っていない様子。
仮想通貨市場に限らず、金融市場では「夏枯れ相場」という言葉もあり、8月は流動性が少なく材料も乏しくなる傾向があります。
夏枯れ相場・・・既存の金融市場で使われる言葉。欧米では長期休暇のシーズンに入り、マーケットの流動性が少なくなる傾向がある。
なので先週に引き続き、新しい材料が出てくるかも注目したいところです。
まとめ
先週の仮想通貨市場は弱含みの展開が継続し、価格は103万円台まで下落。
週明けは安値近辺で横ばいの動きが継続しており、ここから反発できるか・さらに価格が下落するかの瀬戸際にいます。
7月に入ってからは新たな材料がなく上昇しきれない部分もあるので、引き続き新材料に期待しつつ調整相場の荒い値動きに注意する1週間となりそうです。