自動車レースの最高峰である「フォーミュラ1」で活躍中のメルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1・チーム(以下メルセデスF1チーム)が、NFTに参入することがわかりました。
メルセデスF1チームの公式Twitterで明らかになっております。
スポーツと仮想通貨業界の関わりも深まっているだけに、メルセデスの動向は注目を浴びそうです。
メルセデスF1チームのNFT業界進出と、取引所FTXとの提携について解説します。
要点
メルセデスF1のNFT展開について
メルセデスF1は27日に、NFT参入を明かしています。
今回の参入にあたり、仮想通貨取引所FTXとの提携もわかっている状況です。
もともとFTXはメルセデスF1のスポンサーとして、2021年に長期契約を結んでいます。
今回のメルセデスF1チームによるNFT展開も、FTXのサポートがカギをにぎるでしょう。
記事投稿時点で、新しいNFTに関する詳細情報は、まだ明らかになっていません。
NFTによるF1コンテンツが、どのような形で誕生するかに注目しましょう。
F1のメルセデスチームとは?
メルセデスF1チームは1926年にデビューし、現在もトップクラスのチームとして活躍しています。
2014年~21年にかけて、8年連続でコンストラクターズタイトルを手に入れました。
2013年からは、エースドライバーとしてルイス・ハミルトンが活躍中です。
彼は近年のメルセデス黄金時代を支える一人として、F1界の最前線を進んでいます。
メルセデスF1チームには、過去にミハエル・シューマッハ、ニコ・ロズベルグといった名ドライバーも在籍していました。
現在はジョージ・ラッセルがハミルトンのチームメイトを務めています。
NFTによってメルセデスF1チームだけでなく、ハミルトンに関連したオリジナルコンテンツも楽しめるでしょう。
仮想通貨取引所FTXはスポーツとの結びつきが強い
仮想通貨取引所であるFTXは、これまでもさまざまなアスリートやスポーツ関係者と提携しています。
国内ではテニスの大坂なおみ選手や、野球の米大リーグの大谷翔平選手とも提携を結びました。
大坂選手は、女子テニス界で4度のグランドスラム優勝を記録しています。
2022年3月のFTX発表によると、彼女はFTXの株式を持っている状況です。
彼女のアンバサダー報酬は仮想通貨による支払いになります。
大谷翔平選手は2018年からロサンゼルス・エンゼルスで活躍中です。
彼は2021年11月に、FTXのアンバサダーになりました。
こちらもアンバサダーとしての報酬は、仮想通貨やFTX株式で受け取ることになっています。
このようにFTXは、スポーツ業界への関心が高いといえます。
モータースポーツファンを仮想通貨業界へ引き込む狙いもあるのでしょう。
まとめ
メルセデスF1チームのNFT進出により、多くのモータースポーツファンが注目しているでしょう。
自動車レースだけでなく仮想通貨やNFTに興味があるという方にとっては、今後が楽しみではないでしょうか。
これまでもF1では、メルセデスのライバルであるレッドブルF1チームが仮想通貨取引所のBybitとスポンサー契約を結びました。
ほかにも世界的取引所であるBINANCEがBWTアルピーヌF1チームのファントークン「ALPINE」を発行したり、アルファロメオF1チームがメタバース参入を明かしたりしています。
F1と仮想通貨の結びつきが強まっているため、メルセデスF1チームもその流れに乗った印象です。
記事投稿時点では、具体的な情報がまだ明らかになっていません。
しかし今後の情報次第では、メルセデスF1チームやルイス・ハミルトンのファンなどが、NFTに興味を示すでしょう。
これからのプレスリリースに期待がかかります。