ファストフードチェーン「モスバーガー」運営の株式会社モスフードサービスが、メタバースでの活動を本格化させました。
6日にメタバース「VRChat」内で「モスバーガー ON THE MOON」を開いています。
ファストフードとメタバースの融合は、世間から注目を集めそうです。
モスバーガーのメタバースでの活動について、詳細を解説します。
要点
モスバーガーがメタバースに店舗開設
モスバーガーは6日に、メタバース「VRChat」内に店舗を開きました。
名前は「モスバーガー ON THE MOON」で、月面にできた店舗であることがポイントです。
日本国内における大手飲食企業のメタバース展開は、珍しいでしょう。
モスバーガーでは、6日20時からYouTube生配信も展開しています。
新商品「月見フォカッチャ」の披露だけでなく、メタバースにできた店の様子を公開しました。
YouTubeでは、生配信終了後も動画自体は残り続けるしくみです。
以上から、誰でも仮想店舗を通してメタバースを体験できます。
気になる方は、ぜひこちらへアクセスしてみませんか。
モスバーガーの仮想店舗があるのは、VR Chatです。
こちらはメタバースプラットフォームとして人気があります。
無料でダウンロードできるため、どのユーザーも手軽に利用可能です。
VR Chatまでは、PCからのアクセスができます。
VRゴーグルMetaQuest2からも、VR Chatに入れるしくみです。
とくにVRゴーグルを使えば、メタバースの世界をより身近に体験できるでしょう。
モスバーガーをきっかけに、メタバースの魅力を知る方も現れそうです。
モスバーガー ON THE MOONについて、Twitterから以下の口コミが寄せられています。
商品製造もメタバースで体験できる
モスバーガー ON THE MOONでは、商品製造の体験も可能です。
VRゴーグル装着のうえ、メタバース内で商品を作れます。
新商品である月見フォカッチャをはじめ、4つの商品が対象です。
こちらのイベントは9月14日~16日に開催します。
モスバーガーのうち、以下の3店舗で実施予定です。
・渋谷道玄坂店
・渋谷公園通り店
実施店舗は限られていますが、上記のどれかに行くチャンスがあれば、メタバースに触れられます。
商品の製造過程を自分の手で体験できるのもポイントです。
モスバーガーの魅力を深く知りたい方は、ぜひイベントに参加してみてください。
ファストフード業界でもメタバース活用が進んでいる
世界的にはファストフード業界でも、メタバースの採用事例が見られます。
アメリカのウェンディーズやチポトレが、仮想店舗と現実店舗の提携を進めています。
これらの店では、仮想店舗でのコード入手により、実際の店舗で食事可能です。
ほかにもマクドナルドが、メタバース関連で商標登録出願をしています。
マクドナルドは、ファストフード業界でトップクラスの活躍を見せる企業です。
こちらがメタバースに進出すれば、注目を集めるでしょう。
ファストフード業界でも、メタバースとの融合が次々と見られるかもしれません。
まとめ
モスバーガーがメタバース上に仮想店舗「モスバーガー ON THE MOON」を開きました。
さらに月見フォカッチャをはじめ、4つの商品製作を疑似体験できるVRイベントを提供予定です。
メタバース内で商品の製造過程を見るチャンスといえます。
世界的にはファストフード業界でもメタバースが浸透を始めています。
ウェンディーズのように、現実と仮想の店舗を提携させたサービスも見られるほどです。
ファストフード業界でも、今後は仮想空間活用が業績向上につながるでしょう。
その意味でもモスバーガーの仮想店舗は、今後も見逃せません。