
元ニューヨーク証券取引所幹部「ビットコイン、長期的に上昇することを疑わない」
要点
・ニューヨーク証券取引所の元責任者が「BTCは一時的に下落しても将来的には上昇する」と明言
・中国を震源地とするマイニング規制の波に関しても、一時的なものであり解決するだろうと予測

ニューヨーク証券取引所の元責任者である
 トーマス・ファーリー氏が
 ビットコイン価格の上昇について長期的な信念を表明した。

「最近の値動きに関して、私は一種の楽観主義者だ。
ビットコインは新しい資産クラスであるが、
そのために非常にボラティリティのある資産クラスだ」「私はそれが上昇することを疑ってはいない。
長い目でみれば下落することもあるだろう。
私はそれが右肩上がりの傾向を持ち、
それが5年にわたって展開することをみるだろうと考えている」
同氏は中国を震源地とするマイニングの変動や、
 ビットコインの電力消費を巡る問題に対しても、
 一時的なものに過ぎないとも語っています。
「この大騒ぎは興味深いものだと思うが、
ブロックチェーンが効率を高め、
時間の経過とともにエネルギー効率を高めていくことになるので、
それは解決されていくと思っている」
その一方でビットコインは
 未だ資産としては金に届いていないとも
 指摘しています。
■ネットの反応



中国の仮想通貨およびマイニング規制は
ビットコイン価格に大打撃を与えていますが、
それにも動じず長期的な価格上昇を訴えている格好です。
タンザニア中央銀行、仮想通貨禁止令を撤回か
要点
・2019年に仮想通貨が禁止されていたタンザニア中銀が、それを撤回する可能性ありと報道
・その根拠にタンザニア大統領が中銀に対して、仮想通貨への肯定的コメントを発した事があがる
 

タンザニアの中央銀行は、
 2019年11月に仮想通貨を禁じています。
しかし、ロイターの報道によると
 「タンザニア大統領が仮想通貨に関する
 肯定的なコメントを発したことから、
 タンザニア銀行は仮想通貨禁止令の撤回を
 検討している」とのことです。
ハッサン大統領は、仮想通貨人気の高まりを受け、
 時代に乗り遅れることのないようにと
 中央銀行へ勧告しました。
最近のエルサルバドルでのビットコイン法や、
 ラテンアメリカの複数の国で
 BTCへの肯定的な見方が広がっていることが
 ハッサン大統領の発言の背景にあるのではないかと
 指摘されています。
タンザニア銀行協会のアブドゥルマジド・ンセケラ会長も
 大統領のコメントに賛同を示しました。
今回の記事のまとめ
■『元ニューヨーク証券取引所幹部「ビットコイン、長期的に上昇することを疑わない」』について
・ニューヨーク証券取引所の元責任者が「BTCは一時的に下落しても将来的には上昇する」と予測
・中国を震源地とするマイニング規制の波に関しても、一時的なものであり解決に向かうとコメント
■『タンザニア中央銀行、仮想通貨禁止令を撤回か 』について
・仮想通貨が禁止されていたタンザニア中央銀行で、禁止法撤回の可能性が報じられる
・その根拠にタンザニア大統領が中銀に対して仮想通貨の流行りに乗り遅れるなと勧告したことが挙げられる
26日のビットコイン価格は急落したものの、340万円台で踏みとどまりました。
現在は中国からのマイニング規制事情で大きく価格を下げたものの
5年後には必ず上昇すると確信するアナリストや投資家の声も
少なからずあるようです。
すなわち、急には上昇しない可能性が大きいとも取れますので
落ちるナイフを掴まないように気をつけましょう。