英国の主要メディアである「インディペンデント」は9日、ブレグジットによってビットコインが暴騰するかもしれないという記事を掲載。
国内仮想通貨メディアや関係者の間でも話題になっています。
要点
「合意なき離脱」でビットコインが過去最高値更新!?
The surging price of bitcoin could reach record highs in the coming months if the UK leaves the European Union without a deal, according to some cryptocurrency analysts.https://t.co/AjdteQ8fVS
— Suhail Ahmad (@SuhailAhmad) August 9, 2019
一部の暗号通貨アナリストによると、英国が取引なしで欧州連合を離脱すると、ビットコインの高騰は今後数ヶ月で記録的な高値に達する可能性があります。
英国の有力紙である「インディペンデント」は9日、上記の記事を掲載。
記事はアナリストの見解が述べられており、英国が「合意なき離脱」に至った場合、ビットコインは過去最高値を更新するとのことです。
英国は先日、ボリス・ジョンソンという急進派の人物が首相に就任し、10月31日までに合意があってもなくても、EUを脱退すると宣言しています。
ブロックチェーン企業であるコマースブロックのCEO、ニコラス・グレゴリー氏によれば、短期的なものではなく、来年このような政治的な混乱の中でビットコインや他の仮想通貨への需要が高まるかもしれないとのことです。
この記事の内容はもちろんのこと、英国の有力紙にこのような論調の記事が掲載されたこと自体にも注目したいとこです。
世界情勢はどうなるのか
上記で挙げたようにブレグジットはもちろんのこと、米国と中国は貿易摩擦が激化、新興国は利下げを相次いで実施しており、今月に入って世界経済の不透明感が強まっています。
あまり話題にはなっていませんが、日本と韓国でも輸出入で対立がおきており、現在世界情勢はあまり良い状態ではないと言えるでしょう。
その中で、上記の記事のように、どこの国にも属さないビットコインが「安全資産」として急速に注目され始めています。
これらのトピックは、仮想通貨メディアでもっとも注目されているトピックでもあるので、引き続き世界情勢・金融市場とビットコインの関係性は注目となるかもしれません。
まとめ
英国の有力紙である「インディペンデント」は9日、アナリストの見解のせた記事を掲載。
それによると、10月31日が期限となっている「ブレグジット」により、ビットコインが過去最高値を更新するかもしれないということです。
先日からお伝えしている通り、現在は世界情勢の悪化・世界経済の不透明感からビットコインの「安全資産」としての価値が急速に注目され始めています。
これらの動向は仮想通貨メディアで最もホットなトピックともなっているため、引き続き動向は注目となるでしょう。