仮想通貨分析企業、Glassnodesは12日、最新のレポートを発表。
それによると、10億円そうとうを保有するいわゆる「クジラ」アドレスが直近で過去最高値に到達したことが明らかになりました。
要点
クジラアドレスが過去最高値到達
https://twitter.com/glassnode/status/1182674900496146432
1000BTC以上を保有するビットコインアドレス
仮想通貨分析企業、Glassnodesのデータによると、直近で1000BTCを保有する「クジラ」アドレスが過去最高値に到達したとのこと。
ビットコインは9月末に暴落し、一部では今後の見通しが危ぶまれていますが、ここからわかるのは価格が下落した中でもクジラたちは着実に安値を拾っているというこです。
クジラ・・・億や超といった大口投資家を金融用語で「クジラ」という。あまり動かず巨大な体なため、この例えが用いられる
先月もクジラアドレスが増加したが報告されていますが、今回はそれに引き続き増加し、過去最高値を更新した形に。
上記の記事でもお伝えしている通り、現在はビットコインドミナンスが高いことから、アルトコインからビットコインに資金が流入しているとも考えられます。
ビットコインに新たなルネッサンス?
ビットコインは上がるのか・下がるのかというのは最も気になるトピックではありますが、これらの動きからクジラたちは長期的には上昇するとみていることがわかります。
もちろん、上記でいったように、一時的にビットコインに換金したため、大口アドレスが増加している説もありますが、明確な理由はわからず。
ファンドストラッド社アナリスト、リー氏の説明によると、このよな動きはビットコイン初期の動きに似ており、同通貨が新たなルネッサンスを迎えている可能性があるとのこと。
初期は開発者が支えていましたが、現在は裕福層からの資金流入が起きていると指摘しています。
ただ、気をつけたいのは、上昇するといってもこれだけ体が大きいのは数年、あるいは数十年といったかなり長いスパンになるので、その点は頭に入れておきたいものです。
まとめ
仮想通貨分析企業、Glassnodesは12日、最新のレポートを発表。
それによると、直近でおよそ10億円そうとうに値する「クジラ」アドレスが過去最高値を更新したことが明らかになりました。
9月末に暴落した仮想通貨市場ですが、このことからわかるのはクジラたちがビットコインを安値で蓄積しているのが明らかに。
数年から数十年といったスパンになる可能性はありますが、クジラ動向は市場動向をおう上で重要なので引き続き注視したいトピックです。