14日にビットコインは100万を超える上昇を見せ、注目を集めました。
更なる上昇はあるのでしょうか?
今回はシンプルにテクニカル分析のみで今後の動向を見ていきたいと思います!
ビットコイン一時60万円を切るも驚異の上昇力
ビットコインは、コロナ禍真っ只中の3月14日に一時60万円を割り、今年最安値を更新しましたが、今は100万円を超えて推移しています。
そう聞くと、やっぱり上下動が大きくて怖いと思う方も少なくはないと思いますが、いわゆるコロナ相場では、様々な投資対象銘柄が大きく上下動しており、世界の基軸通貨である米国ドルや日本円の価値でさえ、大きな動きがありました。
多くの人にとって馴染みのあるドル円もコロナ禍では大きく上下動した。
仮想通貨を買うタイミングを計っている人にとっては、今後の価格の動向については非常に気になるところだと思います。
今後の価格の動向を分析する方法は大きく分けて二つあります。
一つはファンダメンタル分析。
これは、経済的な動向から価格の動きを見ていく方法です。
例えば、各国の金利の動向であったり、ビットコインを使いそうな企業の動きであったり、マイニングの状況であったりといった仮想通貨界隈の動向から今後の価格の展望を占います。
もう一つは、テクニカル分析です。
価格の動きを示すチャートというソフトを見ながら分析する方法です。
上の画像は、DMMビットコインのチャートです。
リアルタイムでチャートが動き、価格の動きを知ることができます。
テクニカル分析は、過去の特徴的な価格の動きは繰り返されるという考え方にのっとっており、様々な分析手法があります。
それでは早速テクニカル分析でビットコインの今後の動きを見ていきましょう!
ビットコイン日足ではまだ上昇余地あり!?
上の画像は、ビットコインの日足です。
ここにラインを引いてみます。
まずは、3/14の安値を付けたポイントが目を引きますが、ここは2019年の初めごろに買い支えられたポイントです。
過去に買われていたポイントでは再度買われることが予想できるというのがテクニカル分析の考え方です。
今の価格は、トレンドライン2を上抜いてきています。
トレンドラインというのは、価格の高値同士または安値同士を結んで延ばしたラインのことで、相場の流れの強さを知ったり、今後価格が抑えられたり支えられたりする水準の目安を示ししたいときに役に立ちます。
トレンドライン1を見ると、緑で丸を付けたポイントで抑えられています。
このラインを一旦上抜いて大きく上昇した後に60万円を割る下落があり、
今はトレンドライン2を上抜いてきていて、相場の強さを示していると考えられます。
この上昇が抑えられる目安としては、すぐ上に迫ってきているレジスタンスゾーンがわかりやすいところです。
あくまでも目安なので、ここで必ず価格の上昇が止まるというわけではありません。
こういうところを超えていくと、ますますビットコインの上昇に期待が持てますね。
まとめ
今のビットコインは100万円の大台に乗せてからも、大きく売られることなく堅調に推移している状態で、
ここにきてまた注目が集まってきています。
この後、一方的に上昇するというよりは、売られる目安になるところで売られながらも上昇を続けていく勢いがあるのかどうかに注目したいところです。