ビットコインは10月19日に発生した短期サポートをブレイクし、706万円まで下落しました。
21日からアノマリー日柄が悪い時期に入っていることに加え、
ドル高値更新後に下落する目標を失った感がある動きから、
このまま週末から26日ごろまで見通しが雨模様に変わる可能性があります。
ビットコインの10月22日の概況について解説します。
(この記事は10月22日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
10月21日午前7時からの動き
10月21日午前7時、最高値766万円をつけた後、753万円で推移していたビットコイン、
日本時間から元気なく上値を捉えに行けません。
午後3時には731万円に下落し、短期サポートを脅かしますが、
欧州が合流する午後6時に意地を見せ760万円に戻すも、やはり勢いはなく、
午後11時には短期サポートをブレイクして下落していきます。
10月22日に日付が変わった時間では、707万円まで下落し、高値から7.7%の下落に、
その後午前7時現在は715万円で推移する展開です。
21日更新の記事でのアノマリー的な日柄が悪くなる部分が、現実化した形になります。
10月21日概況・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-161/
週末から週明け相場は雨模様?!
今回のビットコインの動きは、ドルベース最高値更新から勢いを失っており、
目標ロスのため、数日規模の調整を挟む可能性が出てきました。
10月の日足陰線は、現在6日だけしか発生しておらず、バランス的に26日頃まで調整が入りやすいタイミングです。
655万円程度までの調整、可能性として低いですが、574万円位まで下落するかもしれません。
下値では逆張りをしてもいいでしょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期サポートがブレイクされたばかりで、発生は夕方以降を見ておくと良さそうです。
発生しても700万円付近に短期サポート、中期サポートが集中しているため、
700万円を割れて下を目指して行く動きには注意が必要です。
レジスタンスは最高値付近に発生しており、夕方以降に短期レジスタンスが降りてきます。
夕方から夜間にかけて上値を追って行く動きができるかに注目です。
まとめ
ビットコインは短期サポートをブレイクして、下落基調へと変わっています。
日足ベースで陰線をほとんど形成せず上昇していたため、
週末から週明け相場まで雨模様に変わる可能性がありそうです。
655万円〜574万円くらいまでの下落に注意しましょう。